衣替え収納で臭いや黄ばみとなる原因発覚!洗い直しと日常洗濯のコツ

衣替えしていると、こんなことありませんか?

 

・収納していた洋服の箱を開けたら、油っぽいにおいがする

・お気に入りの白のスカートに、黄色の点々がついている

 

「毎回毎回、これってうちだけ?」

 

いいえ、違います。

衣類から醸し出される嫌な臭いと黄ばみは、どこのご家庭でも起こっています。

 

そこで今回は衣替えで起きる臭いや黄ばみの原因を突き止め、どのように対処するのか、そして今後の収納で同じことを繰り返さないための、洗濯のコツについてまとめました。

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衣替えのときの収納していた衣類の臭いと黄ばみの原因

オフシーズンで使わない衣類を、仕舞っていた収納箱から衣替えのために開けてみると、甘いというか酸っぱいというか、なんとも言えない油っぽい臭いがします。

収納する前はちゃんと洗濯して、綺麗にしたはずなのに、です。

 

「なんでいっつも臭うんだろ?」

「洗濯に問題があるのかな?」

「収納する箱に原因が?」

「収納する場所が悪いのかな?」

「よそんちは臭ってないのかな?」

 

安心してください。

悩んいるのは、あなたの家だけではありません。

よそのお宅も同じように臭っていますし、同じような悩みを抱えています。

 

結論を言いますね。

衣替えで長期収納した衣類に染み付いている、嫌な臭いと黄ばみの正体はこれです!

皮脂汚れの取り損ない

洗濯洗剤のすすぎ残り

 

ええっ?! 

いやいやいや・・・、ちゃんと洗ってますけど? って、半笑いで思うかもしれませんね。

 

でも、本当はちゃんと洗えていないのですよ。

半笑いしながら全力で否定したあなた。

 

本当に、ちゃんと洗濯できていますか?

なぜ、きれいに洗えているって言い切れるのですか?

最新の全自動洗濯機を使っているから?

洗濯機が表示してきた分量の洗剤を、1㎜も狂わず投入できているから?

洗濯機が止まったら、速攻干して乾かしているから?

 

違います。

そこに落とし穴が潜んでいました。

 

収納していた衣類の臭いと黄ばむ理由① 『皮脂汚れの取り損ない』

普段からしっかり洗濯をしているつもりでも、落としきれなかった皮脂汚れが衣類に残ってしまっています。

 

想像してみてください。

例えばお弁当箱の油汚れ。

 

洗剤を使ってしっかり洗ったつもりでも、すすぎの時に水を使うのとお湯を使うのとでは仕上がりが全然違いますよね。

 

最近の洗剤は優秀な洗浄力なので、喩えとしては弱かったでしょうかね。

 

一昔の洗剤、あるいは、安価で手に入る洗剤で洗ったとしてください。

 

冷たい水でのすすぎはなんだかヌルっとしていて、特にお弁当箱の隅っこは、何回洗い直してもアブラっぽさが残ります。

でもお湯を使ってすすぐと、お弁当箱がきれいになったことを喜んでいるかのようにキュキュッとなりますよね。

この現象が、衣類にもおきているのです。

 

詳しく解説すると・・・

皮脂・汗・表皮角質には油分が含まれています。

 

洗濯で使用する水の温度が低いと油は溶けてくれないので、ちゃんと洗っているつもりでも皮脂汚れを完全に落とすことは出来ていなかったのです。

 

『落ちきれなかった汚れ』とは、繊維レベルで、少しずつ、少しずつ蓄積されていたのでした。

 

特に、肌が直接触れる襟首・手首といった部分や、汗をかきやすいわきの下などの部分は、汚れが残留しやすいです。

 

この皮脂汚れ。

下着や靴下なんかにも蓄積されているのですが、気にならないと思いませんか?

 

下着や靴下のようにオールシーズン使う衣類というのは、汚れが残っていても、酸化する前に使って洗ってを繰り返すから蓄積に気づかないのです。

 

衣替えは長期収納することで汚れが酸化し、結果、甘いような酸っぱいような、油っぽい異臭を放つようになるのです。

 

収納していた衣類の臭いと黄ばむ理由② 『洗濯洗剤のすすぎ残り』

衣類が臭ったり黄ばんだりする理由には、皮脂汚れの他にももう一つ理由があります。

洗濯洗剤のすすぎ残りです。

 

いやいやいや・・・、全自動洗濯機だし、すすぎは2回に設定しているから、すすぎ残しなんてないよ。と、思っているでしょうが、それこそが落とし穴なんですってば。

 

一般的な洗濯風景はこんな感じです。

洗濯機に洗濯物を放り込んで電源スイッチを押す

すると、洗濯機が使用する水の量を自動で計測

それに伴った量の洗剤を表示してくれる

それに従って液体の洗剤や柔軟剤を投入口から注ぐ

洗濯機の蓋を閉める

お洗濯が完了するのを待つ

干す

乾いたらたたんで収納

 

これのどこに落とし穴があるのでしょうか?

答えは②の『洗濯機が使用する水の量を自動で計測』です。

 

はぁ? ですよね。

その気持ちわかります。

だって私も「はぁ?」って、思いましたもん。

でも、絶対に納得すると思いますよ。

 

解説すると・・・

洗濯する前、洗濯機は洗濯物の重さを測っています。

その重さに対して、適切な水量と洗剤の分量を導き出し、洗濯を開始している・・・のですが。

 

乾いた状態のところに、適切と思われる量の水を流し込んだらどうなるでしょうか。

 

乾いた布が水を吸ってしまって、逆に水が足りなくなってしまうのです。

 

汚れを落とすときの注意点といえば。

・よく水を含ませて洗剤で洗う

・たっぷりの水に晒して洗う

・充分にすすぎ、洗剤を洗い流す

ですよね。

たっぷりすぎるくらいの水を使うように、促されますよね。

 

乾いた布が水を吸ってしまうと洗濯機の水槽の水かさは? 減りますよね。

 

ということは、実際は適切と思われていた水量が、実は充分ではないと言えるのではないでしょうか。

 

少ない量の水で洗って、少ない量の水ですすいでいるのですから、洗剤のすすぎ残りあったとしても不思議ではありません。

 

特に、タオルは水をよく吸います。

バスタオルを一緒に回してしまっていたら、更に水かさが減るのは火を見るより明らかですね。

 

解決策はただひとつ!

洗濯機に入れる洗濯物を、濡らして投入することです。

 

すべての洗濯物を濡らすのが面倒ならば、タオルにだけでも施してみましょう。

 

いつもの洗濯よりも、たっぷりの水に晒されることになるので、繊維の奥までしっかりとすすぐことが出来ますよ。

 

酸化した臭いや黄ばみの洗い直しは丁寧にアプローチ

衣替え特有の臭いや黄ばみの原因が、収納前の洗濯が不完全だったために残った皮脂汚れや洗剤のすすぎ残しで、時間の経過とともに酸化することにありました。

 

原因がわかっても、「すでに染み付いちゃった臭いや黄ばみはどうにもならないんじゃ・・・」って思いますよね。

 

確かに、これまでと同じ方法で洗濯していては解決には至りません。

 

臭いは香りで誤魔化せるかもしれませんが、黄ばみまではどうすることもできませんよね。

 

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ところが、衣類についた臭いも黄ばみも、一切なかったことにしてくれるアイテムが有るってご存知ですか。

 

漂白剤です。

 

あーっ! 待って! 行かないでーっ!!

 

漂白剤なんて、洗濯の時に毎回入れてるんですよね。

テレビのCMでバンバン放送されている、アレ、使ってるんですよね。

 

うちも使ってますよ。

 

でもそれ、液体でしょ?

そこにも落とし穴が隠されているのです。

 

洗濯物はアルカリ性?酸性?

小学生や中学生で習った、アルカリ性・中性・酸性を思い出してください。

 

衣類に付着する皮脂や汗などは、タンパク質の汚れです。

 

タンパク質の汚れは、アルカリ性が綺麗サッパリ分解してくれますので、臭いも黄ばみもなかったことにしてくれます。

 

活躍するのは、アルカリ性の漂白剤です。

 

ここで気をつけたいのが、液体ではなく粉末を使いたいということです。

 

こちらを御覧ください。

液体の酸素系漂白剤(過酸化水素)⇒ 弱酸性

粉末の酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)⇒ 弱アルカリ性

液体と粉末では、成分が全然違いますね。

 

漂白剤の裏面に表示されている成分表示に、それぞれはっきりと書いてあります。

 

大事なのでもう一度言うと、皮脂や汗などのタンパク質汚れはアルカリ性で分解しますので、漂白剤はアルカリ性の『粉末』を使うのが正解です。

 

液体の酸素系漂白剤を使う時は、液体単体ではなく、弱アルカリ性である『重曹orセスキ炭酸ソーダ』を混ぜて、水溶液をアルカリ性にすることで漂白力を上げることができますよ。


 

 

注意

ウールなどの動物性繊維で出来ている衣類には、過酸化ナトリウムは使えません。

動物性繊維には、粉末ではなく液体の酸素系漂白剤を使うようにしてください。

 

強力な臭いや黄ばみの撃退法

衣類に染み付いた臭いや黄ばみを、効果的に落とす手順をご説明いたします。

 

・大きめのたらいやバケツを準備する

・40~50℃のお湯をはる

・キャップ4~5杯の粉末酸素系漂白剤を入れて溶かす

・黄ばんだ衣類を浸し、3時間~半日放置

・他の洗濯物と一緒に洗う

 

工程は以上となります。

ポイントを見ていきましょう。

 

ポイント① 大きめのたらいやバケツ

黄ばんでいる繊維の、奥の奥にまでアルカリ剤が届くようにするために必要です。

 

シャツ1枚とか2枚とかだったら洗面器でも充分ですが、大量に浸け込む場合、ぎゅうぎゅうに詰めすぎると黄ばみのもとまでアルカリ剤が浸透せず、汚れを分解することが出来ません。

 

大きめの容器で、浸け込む衣類が泳がせられるようにしましょう。

 

ポイント② 水温は40~50℃

漂白剤の効果を最も発揮しやすい水温が、40~50℃です。

 

油汚れは水温が低いと、繊維にしっかりとしがみつき頑なに離れようとしませんが、水温を高くすればするほど油はユルユルになります。

 

ゆるくなったところを、漂白剤が一撃で仕留めてくれます。

 

ポイント③ つけ置きは3時間以上

つけ置きの時間が短いのもよくありません。

 

3時間以上つけ置きすることで、繊維の奥の奥に蓄積した皮脂汚れやタンパク質汚れを分解する効果が発揮されます。

 

アルカリ剤VSタンパク質!

言うなれば、アルカリ剤が攻めで、タンパク質が守りです。

 

正に攻撃を仕掛けている最中に、時短を強いられてしまってはアルカリ剤に勝利はありません。

 

じっくり3時間以上の浸け込み、衣類からタンパク質を追い払いましょう。

 

一度つけ置き洗いをしても黄ばみが落ちなかったら

いくら漂白剤といえども、頑固な汚れが残ったままだと一度では勝利を収めることができない場合があります。

 

アルカリ剤を援護するためにも、洗濯用のケイ酸塩入り固形石鹸を使って、たっぷりのお湯に浸けてアワアワにしてもみ洗いをしましょう。

この時、洗濯ブラシを使って洗うのもいいでしょう。

 

洗い終わったら、お湯でよくすすぎます。

 

この工程を経ても黄ばみがとれなかったら、頑固なシミとして諦めるよりしかたありませんね。

人間、諦めも肝心です。

 

衣替えは収納する前の洗濯にコツが必要

オフシーズンで使わなくなる衣類のケアは、収納前の最後の洗濯が重要であるということは、すでにお察しのことと存じます。

 

いつも以上の、丁寧な洗濯がものをいいます。

 

「今シーズンはもう使わないかな?」と思ったら、40度くらいのお湯に漂白剤を溶かして二時間程度つけ置きをします。

 

そのあとの、洗いとすすぎ1回目まではお湯で行いましょう。

 

繊維の奥の奥に染み込んだ皮脂汚れが残っていたり、すすぎ不足で洗剤の残留率が高かったりすると、酸化し悪臭を放つようになります。

 

すすぎはしっかり、入念に行うことを心がけてください。

 

洗濯洗剤も漂白剤と同じくアルカリ性を

洗濯洗剤も、アルカリ性を使用したほうが汚れはよく落ちます。

 

粉末洗剤 ⇒ 弱アルカリ性

液体洗剤 ⇒ 中性

 

実は、液体洗剤には『弱アルカリ性』と表示されているものがあるのですが、粉末タイプとは大きく異なる点があります。

 

なんと! 液体タイプのアルカリ洗剤は、水に溶けるとほとんどが中性になるということなんですね。

 

なので、液体洗剤には、粉末の酸素系漂白剤を併用することでアルカリ性をプラスし、洗浄力を上げることができます。

 

最近の洗剤は、ちょくちょくマイナーチェンジがなされていますが、汚れ落ち重視というよりも、環境への優しさに注力しているようので、なかなか進化がみられないのが残念ですよね。

 

臭いや黄ばみを撃退する日常洗濯でのコツ

衣替えのときの嫌な臭いや黄ばみをなくすためには、日頃の洗濯にアルカリ性を取り入れることで改善されます。

 

また、洗濯洗剤のすすぎ残しを防ぐには、水分をよく吸うタオル類には予め水を含ませてから洗濯機に入れるようにしましょう。

 

・液体洗剤(中性)+粉末の酸素系漂白剤=アルカリ性で洗浄力を上げる

・タオル類は水分を含ませてから洗濯機に投入する

 

酸素系漂白剤は、色柄ものにも安心して使えます。

 

衣替え収納で臭いや黄ばみとなる原因発覚!洗い直しと日常洗濯のコツのまとめ

全自動洗濯機だから、全部おまかせできれいにしてくれていると信じていましたが、目からウロコでした。

 

毎日洗濯をしていても、衣類には皮脂汚れが残っていることと、洗濯洗剤のすすぎ残りがあるということを知りました。

 

この事実を知らずに収納してしまっているため、次のシーズンまでの間に汚れが酸化して、嫌な臭いを放ったり黄ばんだりしているのです。

 

解決策は、

 ・粉末の酸素系漂白剤(アルカリ性)でつけ置き

 ・つけ置きする水温は40~50℃

 ・つけ置きする時間は3時間以上

 ・落ちない場合はケイ酸塩入の石鹸でもみ洗い

 ・すすぎは入念に

 

日頃の洗濯で気をつけることは、

 ・洗濯物は予め濡らして洗濯機に投入する

 ・洗剤と漂白剤はアルカリ性の粉末タイプを使う

です。

 

漂白剤の代わりに、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使ってもOKです。

さあ! これらを今日から取り入れて、匂い知らずの黄ばみ知らずですね。

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