今やスマートフォンの普及率が70%を超えましたね。
最初こそ受け入れ難かったスマートフォンですが、思い返せばすでに4機種目を持っているような状況に、マジで驚きます。
私事で恐縮ですが、現在、愛用させていただいている機種は『OPPO A5 2020』です。
・画面が6.5インチでバリバリでかい
・音声がクリア
・サクサクした検索
・写真がキレイ
・バッテリーの充電は3日に1回でOK
もうね・・・通話とメールと簡単な検索・ゲームをする程度の人にとっては、十分すぎる機能を搭載した機種なのです!
メッチャ気に入っているからこそ、タップやらフリックやらの・・・指での操作のたびに画面汚れがどうしても許せませんでした。
そこでみつけたアイテムが、タッチペンです。
しかも100円ショップ・ダイソーさん!※seriaさん・キャンドゥさんでも入手可能です。
100円+消費税くらいの金額でスマートフォンの画面汚れが防げるとなると、安くてお得な買い物だと思いませんか?
なので今回は、実際に使ってみたからわかった、おすすめの商品とイマイチ商品をご紹介したいと思います。
目 次
スマホ用の100均タッチペンを買うならコレ!
結論、導電繊維のタッチペンを選ぶと間違いありません。
スマートフォンの画面って、タップするとなぜ反応するのか・・・不思議に思ったことはないでしょうか。
あれは、静電気が関係していました。
スマートフォンのタッチパネル画面には、学校の全体朝礼の生徒のように、無数の弱い静電気が縦・横に配置されています。
タッチパネル画面に触れると、整列していた弱い静電気が指に吸い取られます。
スマホのセンサーが、その整列の変化を感知することで、操作が実行される仕組みになっていたのです。
ということなのでタッチペンは、電気を通しやすい『導電繊維』が搭載されている商品が、よりより操作を再現してくれるというわけなのです。
導電繊維のタッチペンのメリット
とにかく動きが滑らかです。
スルスルと画面上を滑ってくれるし、引っかかる感じがないのでストレスを感じさせません。
まるで、ジャンプもスピンも完璧に決めて、美しい演技を披露している羽生結弦選手のような滑らかさです。
摩擦感がなく、軽いタッチで操作できるのでかなり優秀です。
スマートフォンでの文字入力はガラケーと違って、フリック入力が主流ですよね。
テンキーから上下左右に動かすことで文字を入力するのに、左フリック(スライド)する『い』とか『き』とかがスムーズなのが嬉しいポイントです。
というのも、右利きの人にとってテンキーから左へのフリックは、右フリックの『引きよせる』動きとは逆の『押し出す』動きとなり、摩擦が生じることでストレスになるからです。
左利きの人も左右が逆なだけで、右フリックが『押し出す』動きとなりストレスになると思われます。
そのストレスが、全く感じられないのです!
・電話番号の選択
・メールの文字打ち
・簡単な検索やゲーム操作
どんな状況においても画面の上をスムーズに動いてくれるので、電動繊維のタッチペンはメチャクチャおすすめです。
導電繊維のタッチペンのデメリット
超おすすめしている導電繊維タッチペンではありますが、若干のデメリットがあります。
タッチペンを鉛筆持ちして軽いタッチで触れると、スマホが反応してくれないことがありました。
・滑りが良すぎてセンサーが感知してくれない
・選択や決定するときのタップが無反応
文字入力で反応してくれないときは「しっかり仕事せんかーい!」と、ツッコミたくなります。
しかしこの問題は、タッチペンを画面に対して垂直にすることで解決しました。
垂直にすると、タッチペンのペン先に一点集中するので、反応が格段に上がります。
タッチペンを鉛筆もちではなく、毛筆のように持って操作することをおすすめします。
スマホ用の100均タッチペンでおすすめしない商品
タッチ部分がゴム製
100均のタッチペンでおすすめできないのが、スマートフォン画面に直接タッチする部分が黒いゴム製でできた商品です。
なぜかって言うと、滑りが悪いからです。
前章でも紹介したとおり、多くの人はフリック入力を主流としていますよね。
右利きの人にとって、右に引く動作で入力する『え』とか下に引く『お』などは操作しやすいのですが、『い』のように左へ押す操作は摩擦が感じられてストレスとなります。
私が初めて購入したのが、この、先端が黒のゴム製タイプのタッチペンだったのですが、滑りが悪いので『い』とか『き』とかの左フリックが非常に入力しにくかったです。
ゴムの摩擦が強すぎることから、『い』を飛び越えて記号の一覧表を出すボタンをタッチしたり、入力したい文字を全く感知してくれなかったりもしました。
これはかなりのストレスです。
ついつい力が入ってしまうので、ゴムの根元部分が負担になってしまいます。
強い力に耐えきれず、タッチペンとゴムの境目に亀裂が入り、あっという間に破れて使い物にならなくなってしまいました。
寿命はわずか5ヶ月でした・・・。
母なんて、使い始めて2ヶ月で破損させてしまいましたよ。
ボールペンと一体型だったので捨てるにも捨てられず、なんとも微妙な結末を迎えたタッチペンでした。
しかしタップするときは、導電繊維よりもゴム製の方が反応が良かったです。
アルミタッチペン
タッチペンおすすめできない2つ目の商品が、アルミタッチペンです。
この商品の先端も黒のゴム製品なので、この時点ですでにアウトなのですが、なにが良くないって非常に握りにくいタッチペンなのです。
パッと見はスタイリッシュでスリムでかっこよく、かさばらないので持ち運びが便利そうではあります。
紙に文字を書くわけでもないですし、握り部分なんて関係ないでしょ?って思われるかもですが、大いに関係がありました。
ボールペンと一体型になっているタッチペンと比べて、アルミタッチペンの全長は短くなります。
タッチペン自体の長さが短い分、握る部分が端っことなりフラフラして安定感がありません。
鉛筆持ちをしてもタッチペンのボディがくびれているので、握る3本の指が蜜になりすぎて無駄な力が入り疲れます。
指が細い女性や、小学生や中学生と言った子供にだったらピッタリのサイズ感かもしれませんが、とにかく細すぎて微妙です。
そして、タッチする部分が黒のゴム製なので、摩擦感が半端ないです。
総合的に、操作しにくいという結論に至るタッチペンでした。
アクセサリータイプ
これだけタッチペンが普及しているので、もしかしたら既に廃盤になっているかもしれませんが、イヤフォンジャックに挿せるミニミニサイズのタッチペンは論外です。
まず、全長5cmくらいしかないので握りにくいです。
支えで使う指といえば親指・人差し指・中指の3本指になりますが、鉛筆もちではなく、消しゴム持ちをすることになるので操作がしにくく、かなり不便です。
そして、イヤフォンジャックから簡単に抜けるので、いつの間にかいなくなります。
使いたいときになくなっていることに気づき、はぁ~ってため息が出ます。
イヤフォンジャックに挿せるミニミニサイズのタッチペンはアクセサリーにもなってかわいいのですが、タッチペンとしては論外です。
スマホ用の100均タッチペン!買うなら滑らかじゃなきゃ意味がない!のまとめ
100均でタッチペンを買うなら、ダントツで導電繊維のタッチペンをおすすめします。
・引っかかる感じがしないのでストレスがない
・無駄に力を入れないから手がつかれにくい
・無駄な力をかからないから寿命がながい
しかしデメリットがないわけではありません。
・タップにめっぽう弱い
「ボールペンはたくさん持っているので一体型は必要ない」という声も聞かれましたが、とっさにメモを取りたいと思ったとき、タッチペンをひっくり返せば紙にも書けるペンが備わっているとありがたいです。
私が所有するスマートフォン『OPPO A5 2020』では導電繊維が合っていましたが、中には導電繊維が使いにくいという人もいます。
・スマホとの相性
・スマホ画面の保護フィルムとの関係
・筆圧
・性別
様々な要因で、導電繊維が使いやすかったり使いにくかったりします。
1本が100円+消費税なので、5本買っても600円からおつりがきます。
金額が高いものではないので、いろいろな種類を試してみて自分のスマホにピッタリのタッチペンをみつけるもの良いかもしれませんね。