避難訓練のおかしもの大切さ|日本は甘い!それでも無意味と言えますか?


毎年9月1日は『防災の日』ですね。1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に因んで制定されたものです。
小学校・中学校・高校と、毎年この時期になると避難訓練を行っていたことを思い出します。
社会人になった今でも避難訓練を行っていることと思いますが、あなたの会社ではいかがですか。

でも、避難訓練したって、火災や地震なんてそうそう起きないし、毎年同じようなことをさせられて意味なんてあるの?

そんな風に不満を口にしているあなた。
では実際に災害が起きた時、どのように行動するべきかわかりますか?想像してみてください。逃げると言っても、どっちの方向に逃げますか?助けてくれそうな人が周りにいなかったら、自力で脱出できますか?パニックに陥って命を落としては元も子もありませんよ。

今回は、避難訓練の大切さと本格的な訓練を行っている欧米の姿を学び、『避難訓練』は本当に意味がないものなのかについてまとめました。

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避難訓練の必要性と『おかしも』

避難訓練とは、万が一に備える生命保険のようなものだと考えてください。
実際に病気になったり事故を引き起こしたりしない限りは保険に入っていても役に立つことはありませんよね。でも多くの人は保険に加入しています。それは何故か。『万が一』の場合に備えているのです。

余談ではありますが、私自身も大きな事故に遭い、保険に命を救われました。その時心底思ったのが「保険に入ってて良かった」でした。

話を元に戻します。

避難訓練も同じように言えると思いませんか?
突如として降りかかる非常事態や災害にはなかなか冷静な行動は出来ないものです。しかし、同じ避難訓練を繰り返すことで、パニックになったとしても避難できるようになります。どのように行動すべきかが身についているので、知っているのと知らないのとでは大きな差が出来ます。反復訓練がものを言うといえるでしょう。

火災が起きた時、全員がパニックに陥り命を落とすような避難訓練なら意味がないでしょうが、避難訓練を行っていたからこそパニックに陥ることなく冷静に判断することが出来る人は必ずいます。また、パニックに陥った人を誘導したり助けたりする行動が出来る人も現れるでしょう。

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年に数回の避難訓練と、日頃からのシミュレーションが、あなたや、あなたの周りの大切な命を救うことに繋がっていることを強く念頭に置いておいてください。

避難訓練の『おかしも』

小学生の時に習う『おかしも』は大人になっても心に留めておきましょう。
『お』押さない
『か』駆けない
『し』喋らない
『も』戻らない
一つ一つの説明は不要かと思います。
※喋らないとは私語をしないという意味です。決して沈黙するという意味ではありません。必要な時は大声で叫んでくださいね。

本格的なアメリカの訓練実態

日本の避難訓練は少し甘いところがあります。欧米での避難訓練は前以て連絡はないそうです。

1、 日時不定で教育委員会より「今から五分後に訓練を開始する」という通達が入る
2、 警報が鳴ったら、授業・来客・食事などに一切関わらずに避難する
3、 訪問者・来客があっている場合は一緒に避難する
4、 防災担当者の防災に関する言動は絶対で、校長なども否定することはできない

日本人は災害に対して意識が薄いと感じられます。欧米の防災への意識の高さは見習うべき点が沢山あります。訓練を訓練として考えるのではなく、訓練を本番と思い真剣に取り組むように心掛けましょう。

避難訓練は本当に意味がないのか

『訓練で出来ないことは、本番でも出来ない』『訓練は本番のように、本番は訓練のように』という言葉がありますが、全くその通りです。
先ほどは『避難訓練は生命保険だ』と述べましたが、今度は『舞台役者』だと考えてください。

あなたはその物語を左右する台詞をもらったとしましょう。台詞はたったの一言です。一言だからお稽古しなくても大丈夫と言えますか?
言えませんよね。正に『訓練で出来ないことは、本番でも出来ない』です。だから役者さんたちは『訓練は本番のように』何度も何度もお稽古を重ね、『本番は訓練のように』力を抜いて挑むことが出来るのです。

避難訓練しなくても何とかなる。誰かがどうにかしてくれる。そんな他力本願の考えだと、命を落としますよ。

まとめ

たかが避難訓練。されど避難訓練。
訓練を訓練と思うとふざけてしまうでしょう。だからこそ、訓練と本番と思えば笑顔なんか出ないはずです。訓練中に笑い声や冗談が聞こえたら、それは今後の課題として挙げた方が良いでしょう。
基本的には『逃げる』が原則です。
消防に通報し、消防が到着するまでの間消火活動が出来れば素晴らしい行動です。
いざという時に動けるよう、前向きに避難訓練には参加してください。

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