一年で最も長い休日、ゴールデンウイークが今年もやってきますね。
4月下旬から5月上旬と言えば、寒さが緩み身軽になるので旅行に最適な時期ではないでしょうか。
国内を旅行するのもいいのですが、有名な観光地を訪れてみても人で溢れかえりどこに行っても、人・人・人の山。
せっかくの長期休暇なのに人に埋もれて疲れるだけではもったいないです。
だったら思い切って日本から飛び出し、海外で羽根を伸ばすっていうのも悪くありません。
一度は行ってみたい国の一つとして多くの人が挙げる『イギリス』はいかがでしょうか。
イギリスは、何度でも足を運びたくなる街並みや自然が溢れる風景と、イギリスならではの歴史が刻まれた博物館や美術館が多く存在します。
なんと言っても気候も恵まれていて、日本の夏のような蒸し暑さがありませんし、冬だって想像するよりも遥かに寒くなく過ごしやすい空間が広がっています。
日本とは全く違う文化に触れる旅に出てみませんか?
そこで今回は、ゴールデンウイーク中にイギリスを訪れる時の服装や、現地の気候、日本から持って行くとかなり役に立つ便利グッズ、そしておすすめの観光地までをまとめました。
日本の喧騒を忘れ、遠く離れた異国の地でリフレッシュしてみませんか?
目 次
GWはイギリスへ!どんな服装がおすすめ?現地の天候は?
いざイギリスへの旅行を決めたとしても如何せん行ったことのない土地ですので、どんな服装が好ましいのか・・・、これが一番の悩みどころではないでしょうか。
同じ楽しむなら寒すぎず暑すぎず、ちょうどいい服装で観光を巡りたいですよね。
イギリスを観光するのに相応しい服装は?
日本人と現地の人とはそもそも体感温度が違います。
なので、イギリス人と同じような軽装にしてしまうと、日本人の私たちにとってはとても寒く感じられるはずです。
半袖のシャツ一枚だけだと寒く感じられるので、長袖のシャツに上着は薄手で軽いコートといったコーディネートがおすすめです。
GW中はイギリスも『厚手のコート・ダウン』という季節ではありませんの、薄手のコートで問題ないでしょう。
しかし、冷え性や寒がりの人はヒートテック持参し、女性はストッキングよりもタイツを履いたほうが安心できそうです。
外食するなどでちょっと外に出る場合でも、カーディガン一枚を羽織る程度では寒いと感じます。
天候によって気温が大きく左右されますので、重ね着をして調整ができるような服装が大正解です。
洋服だけでなく、帽子・スカーフ・靴などの小物での調整も大いに役立ちます。
イギリスの天候は?
日本では少し動いただけで汗ばむ陽気となっているゴールデンウイーク時期、イギリスは一体どのような気候になっているのでしょうか。
イギリスのこの時期の日差しが弱いため、日本人にとっては少し寒く感じられます。
日本でいうところの、3月くらいの温かさだと思っておいてください。
気温は13℃前後くらいで、さらに雨や曇が続くと10℃くらいになることがあります。
逆に晴れ間の時は日差しが真夏感覚になることもありますので、気温が23℃くらいまで上昇し暑く感じることもあります。
日差しがあっても気温が上昇していても、日陰などでは空気が冷たく感じると思います。
夜と早朝の気温は下がって冷え込みますが、10℃を下回ることはありません。
運悪く雨や曇が続く場合は、気温が5℃前後にまでグッと下がるので暖房が手放せないほどの寒さになります。
イギリスは日本に比べて、夜になるのがかなり遅く寒暖差も激しい国です。
そして、前年の同じ時期の気候データが目安にならず役に立ちません。
「三年前は動いていると汗ばむ陽気だった」という情報があったかと思えば、「昨年はコートを羽織っていないと凍えるような寒さだった」・・・などということが当たり前に起きる気候なのです。
日本を出発する直前まで現地の気象情報をネットで確認していても、お天気のことですのでどう転ぶかわからないというのが現状です。
どんな気温にも対応できるように、半袖・長袖・薄手のセーター・薄手のコートを持参するのが理想的ですが、それではかなりの荷物量になってしまいます。
なので持参する服装は、長袖と薄手のコートに留めておき、現地で何かあったら調達するのも一つの手です。
日本では入手できない、イギリスならではの洋服がGETできる口実にもなりますよね。
GWはイギリスへ!これだけは絶対持っていった方が良い物とは?
前章でもご紹介した通り、イギリスの気候はとにかく変わりやすいです。
特に、突然降り出す雨には気をつけてください。
急に雨が降り出したかと思えば、30分もしない内に晴天に・・・なんてことがしばしば起こります。
突然の雨に対応できるように、折り畳み傘は必須アイテムとなっています。
傘を忘れてしまうことで、せっかくの楽しい旅行が台無しになりますよ。
日本と同じくイギリスでも人気の観光地は混み合うので、観光用のガイドブックを買っておいたほうが良いです。
混み具合や入場料金など、色々な事が書かれているので非常に助かります。
移動距離が長いので、文庫本が一冊あると暇を持て余している時に役に立ちます。
クロスワードパズルなんて言ったら、暇つぶしにはもってこいですよね。
その他にも『睡眠薬・風邪薬・保湿クリーム』と、飛行機内では『歯ブラシ・空気枕・少量の美容液(目元・口元・手の甲などの乾燥のために、香りは控えめで)』があると重宝しますよ。
なにわ友あれ、折りたたみ傘だけは絶対に持参しましょう!
GWはイギリスへ!思い出に残るおすすめ観光地とは?
ロンドン市内は見どころ満載です。
ロンドンの有名な観光地を回ってくれる観光バスが、ピカデリーサーカスなどから発着しています。
ロンドン市内の観光には、このバスを使わない手はありません!とても便利です。
ロンドンは街が暗い色彩となっていますが、中心地の『〇〇コーナー』や『〇〇グリーン』と名前がついた小さな芝生敷きの公園のようなスペースがあります。
スーパーなどで購入したものでランチをしたら楽しいですよ。
ただ混むところは混むし、混まないところは混まないという現象は日本と同じです。
お土産などの買い物は、ハロッズや三越で購入するのが人気です。
ロンドンからパリへ2時間半
パリは町並みや美術館・雰囲気・蚤の市など、色々な人が楽しめる要素がたくさんあります。
ロンドンよりもオシャレな人々が行き交うので、カフェなどで行き交う人をただ眺めているだけでも楽しいですね。
公園も『人の手を加えた美しい庭』といった風情で、人の手が加わっていてもいかに自然に近い状態で美しく見せるかといった感じに工夫がされています。
パリは1区から20区に分割されていて非常に広く感じますが、思っているほど広いというわけではありません。
地下鉄も走っていますので、有効活用すれば観光地を全て回ろうと思えば回れる広さです。
ルーブル美術館・凱旋門・シャンゼリゼ・エッフェル塔などなど、有名な場所が集中していますよね。
写真や動画などで見たことのある風景かもしれませんが、実際に自分の目で見ると「来てよかった」と思えること間違いなしのエレガントな街並みです。
マリー・アントワネットが優雅に暮らしていたとされる『ヴェルサイユ宮殿』もあります。
パリからは少し離れた場所にはなりますので、ヴェルサイユ宮殿を観光してからパリ郊内に戻ってくるほうがスムーズです。
食事をするなら7区にある『カフェ・コンスタン』がオススメです。
16時までがランチタイムとなっており、メニューは選べないのですがそれでもメイン料理とデザートで20ユーロ(日本円で2,400円くらい)はかなりお得ですよ。
ロンドンからコッツウォルズへ1時間10分
コッツウォルズの面積は、香川県より一回り大きいくらいとなっています。
田舎町並みの雰囲気が非常に良く、童話に出てくるような町並みと咲き乱れる花たちに心が洗われるようです。
アンティークショップなどを覗きながら川辺で一休みなんて、穏やかな時間が流れます。
田舎町並みや自然に興味があれば楽しめますが、初めてのイギリス旅行としては物足りなさを感じるかもしれませんね。
ロンドンからバースへ1時間40分
バースはロンドンの次におすすめの場所で、観光客が多く訪れる大都市です。
街並みが古くとても素敵な街で、イギリス唯一の天然温泉が湧き出ている土地でもあります。
ローマ帝国の支配を受けていた時代に、ローマ人がイギリスにも遺跡を残したのだそうですが、それが『ローマ浴場博物館』です。
実際に入浴することはできませんが、バースの一番の見どころとなっています。
一際目を引き街の中心に建っている『バース寺院』では、なんと!入場料が無料!
・・・とは言いつつ、代わりに寄付金が任意で3ポンド程度(日本円で400円程度)が必要なようですが。
しかし、美しい扇形を描く天井や窓に敷き詰められたステンドグラスは印象的ですので、観覧する価値ありですよ。
バースでのショッピングはとても楽しく、ロンドンに比べるとお土産の価格がリーズナブルなので、ついついたくさん買ってしまいそうになります。
電車でのアクセスもよく、何より街全体が世界遺産となっていますので、貴重な体験になること間違いなしです。
ストラトフォード・アポン・エイボンやストーンヘンジへも近いので、ロンドンから日帰りで行けるのが嬉しいですね。
ロンドンからオックスフォードへ1時間
ハリーポッターのファンであるなら絶対に外せない場所が『オックスフォード』です。
オックスフォードはバースからも近い場所にあります。
オックスフォード大学では、ハリーポッター関係を含め大学の見学できるところを回ったり、学生の集まるパブで食事をしたり、不思議の国のアリス展に行ったり、パンティングで川遊びをしたりと、大学町の雰囲気を楽しむだけでも充分一日過ごせる場所です。
ただし、日曜日は博物館などの営業していますが、大学構内見学は休みになることが多いので注意しておきましょう。
その他にも、ロンドンから2時間のところには『世界遺産のブレナム宮殿』。
ロンドンから一番近いお城となる『ウインザー城』は1時間弱のところにあり、見どころが満載です。
イギリスの歴史が詰まった街並みは、日本では体験できないような重厚感を感じるでしょう。
時間に余裕があるなら交通機関を利用するのではなく、とにかく歩いて、街並みやそこに存在している人々や雰囲気などに直に触れることで、イギリスの魅力をより一層感じられるのではないでしょうか。
GWはイギリスへ!服装や天候は?絶対持参すべき物とおすすめ観光地のまとめ
ゴールデンウイーク期間のイギリスについてまとめました。
とにかく、過去のデータが役に立たない気候なので、脱ぎ着しやすい服装で調節できるようにしておくと失敗はなさそうです。
『冬が終わって春になったけど、まだまだ肌寒いですね』くらいをイメージしておきましょう。
そして急に変わる天気には注意が必要です。
とにかく、どんなに晴れていても折りたたみ傘だけは手放さないようにして、雨が落ちてきても落ち着いて対処できるようにしておきたいものです。
観光地は無理して全部を回ろうと欲張らず、「行ってみたい!」と思ったイギリスらしい観光地を絞って行動したほうが良いでしょう。
イギリスの人たちは『英国紳士』と言われていることが納得できるほど親切ですので、現地で困ったことがあれば声をかけてみてはいかがでしょうか。
イギリスは見どころ満載で、とても魅力的な風景がたくさんあります。
ぜひ、楽しんできてください!
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