酒粕の上手な溶かし方伝授!ペースト状にする3つの方法とコツは?

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日本酒を搾ったあとに残る酒粕には、とても多くの栄養素を含んでおり「我が家の食卓でも取り入れて行きたいな」「家族の健康のために」なんて思いますよね。

でも、いざ手掛けてみると『酒粕を溶かす』の工程でつまずいてしまいます。

なかなか酒粕が溶けてくれません!

その結果、ある程度で妥協してしまうとだまになっていることに気づかずに食べてしまった日にゃ、お酒が飲めない人に通っては酒粕独特の風味が口いっぱいに広がって、苦虫を噛みつぶしたような顔になってしまい非常に危険です。

そこで今回は、酒粕を溶かす工程で失敗しない方法をご紹介していきます。

ちょっとしたことに気をつけるだけで、あら不思議!

あんなに苦労していた酒粕が簡単に滑らかになってくれますよ。

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目 次

酒粕の溶かし方 その壱・レンジでチン!

電子レンジを使う方法はオーソドックスな溶かし方です。

酒粕と、酒粕と同量程度の水を耐熱容器に入れ、ラップをふわっとかけます。

酒粕によって含まれる水分量が違いますので、酒粕に触ってみて手にベタベタとついてくるようなら、加える水の量を少なくするなどして調整してください。

板状の酒粕はちぎっておくのですが、ある程度細かく刻んでおくと混ぜる工程が楽になります。

② 酒粕と水を加えた容器を電子レンジに入れて、約2~3分間様子を見ながら温めていきます。

取り出してフォークなどで酒粕を混ぜてみて柔らかくなっていたらOKですが、固いようならもうしばらく温めましょう。

電子レンジにかけすぎないように注意が必要です。

③ 柔らかくなった酒粕を練り込むようにペーストしていきます。

混ぜる時フォークやスプーンでもいいのですが、泡立て器を使うとだまが残りにくいです。

ハンドミキサーがあれば尚よしですが、そんな洒落たもの持ってないという人に朗報です!

100円ショップに『ミルクフォーマー』という商品名で、小さな泡立て器が販売されています!

ミルクフォーマーは単3電池2本で動き、自宅でカプチーノが作れると大好評の商品です。

100円だったらお試しで購入しても損した気分にはならないし、何よりメチャクチャ使い勝手が良いのです!

ミルクフォーマーの先端を作動させたまま酒粕から出してしまうと、せっかくペーストしたものが飛び散ってしまうので、その点だけ注意してご使用ください。

酒粕の溶かし方 その弐・3秒でラクラク

急いでいる時はご自宅にミキサーがあると、あっという間に混ぜることが出来てしまいます。

①酒粕をちぎって、ぬるま湯と一緒にミキサーにいれます。

酒粕はちぎるよりも細かく刻んでおいたほうが、ミキサーの羽根に絡みつくことなく滑らかに仕上がります。

40℃くらいのぬるま湯を使うことで酒粕が柔らかくなり、より滑らかに仕上がります。

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お湯の温度は高いほうが早く溶かすことが出来るのでは?と思いがちですが、熱湯などに直接入れると酒粕は溶けにくくなります。

更に、酒粕の酵素は熱に弱いため、せっかくの栄養素を壊してしまう恐れがあります。

②ミキサーのスイッチON!

たったの3秒ほどで酒粕を溶かすことが出来ますので、ミキサーって本当に楽ですよね。

酒粕の溶かし方 その参・時間をかけてじっくり

電子レンジもミキサーもない場合は、時間をかけてゆっくりと溶かしていくしか方法はありません。

板状の酒粕を完璧な液状にペーストするには、約1時間半~2時間かかります。

①酒粕を、酒粕と同量程度の水に浸し90分間放置します。

酒粕は予め細かく刻んでおいたほうが、混ぜる時に非常に楽になります。

放置する時間が短いと上手く溶けてくれません。

②酒粕が水分を含んで柔らかくなったら、スプーンなどで混ぜていきます。

すり鉢を活用しゴリゴリ溶いていくのも有効です。

また、味噌こしやザルなどで越していくと、滑らかなペースト酒粕が出来上がります。

味噌と同じくらいの固さまでペーストすることで、どんな料理でも一通り使いやすい状態になります。

○● 酒粕を溶かすコツ ●○

●酒粕は溶きやすいように、ある程度細かく刻んでおくと良い

●酒粕と同量程度の水を40℃に温めたもので浸しておく

●熱湯には投入しないこと(溶けにくくなる・栄養素が壊れる恐れがある)

●酒粕によっては浸す水分量を調節する

●酒粕が充分柔らかくなるまで放置するので、時間に余裕を持って調理する

●だまが残らないようによく混ぜ、味噌の固さを目安にする(水分が少ないと調理で加熱するとき酒粕は焦げやすい)

酒粕の上手な溶かし方伝授!ペースト状にする3つの方法とコツは?のまとめ

発酵食品に注目が集まる中、酒粕の栄養価の高さは見直されてきています。

更に、料理に隠し味として入れることでコクや深みを出し、いつもの料理をより美味しく引き立ててくれる役割を担ってくれます。

たったスプーン一杯の酒粕でも、体がポカポカと温まってくるので冷え性の人にはありがたい食材ですよね。

『飲む点滴』と呼び声高い酒粕を料理に使いたいという人、是非、ペースト状にする工程でつまずかないように取り入れてみてくださいね。

100円で使い勝手100点満点なら、ミルクフォーマーはGETしておきたいアイテムですよね。

酒粕の種類に、実は『成形粕』という酒粕が存在します。

これは既に練られて滑らかにした酒粕ですので、板粕と比べると断然溶けやすいのが特徴です。

時間短縮に最適な酒粕ですの、是非チェックしてみてください。

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