酒粕が嫌いな理由は臭いにあり?アルコール消す方法と簡単な食べ方

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酒粕にはたくさんの栄養素が含まれており、美容や健康に良いと言われている発酵食品です。

 

最近知ったのですが肥満にも効果的で、一ヶ月で体重が10kgも減量できたという事例があるほどの威力です。

 

 

テレビでバンバン紹介されるほど、現代人にとって救世主ともいえる酒粕・・・なんですが、なかなか二の足を踏む食材なんですよね。

 

だって、日本酒を搾った搾りカスなんですよ?

 

しかもアルコールもしっかり含まれており、その度数はビールよりも高いと言うじゃないですか!

 

酎ハイを少し飲んだだけで吐き気と頭痛に襲われるほど下戸なのに、ビールよりも高い度数のアルコール入り酒粕なんて、とんでもありません!

 

でも、動脈硬化や認知症や骨粗鬆症などにも有効と聞けば、一日も早く取り入れなければなりないような気がしてきますよね。

 

そこで今回は体に良いにも関わらず、酒粕が嫌いと言われる理由についてまとめました。

 

その理由を改善して、いかに簡単に美味しく食事に取り入れられるかをご紹介してきます。

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酒粕が嫌いな理由は臭いにあり?

酒粕とはもともと、日本酒と一体化している『もろみ』を搾った残りカスのことを言いますよね。

 

お酒が「苦手・下戸だ」という人ならいざしらず、実は酒飲みの方が酒粕を嫌う傾向にあります。

 

酒粕を嫌いと言う人の割合は全体の約2割で、7割の人が「酒粕は好き」と答えているのです。

 

酒粕が苦手な部類に所属する私にとって、この結果はあまりにも衝撃的でした。

 

甘酒でさえ飲むのに躊躇してしまうのに、7割の人は喜んで飲んでいるのですから。

 

酒粕を嫌う人の理由には、『味と匂い』が駄目だと言う意見が圧倒的です。

 

幼い頃に食べた、酒粕を使った料理に『不味い』と感じ、大人になっても克服することが出来ていない人が殆どです。

 

食感も、ドロっと感が苦手という人がいました。

 

家族でつつくと楽しいお鍋にしても酒粕鍋の日は、家族とは別に味噌仕立ての鍋を作って食べなければならないという、なんとも不便な料理事情も耳にします。

 

幼い頃の、一口食べたあの酒粕の悪い印象がトラウマとなっているのは非常にもったいないですね。

 

ウニや生牡蠣と似ている

7割の人が好きだという酒粕を、2割の人はどうしてここまで嫌うのか・・・と、そもそもの部分を考えると、ウニや生牡蠣と似ていると気付きました。

 

個人的な意見で申し訳ないのですが、長年お寿司屋さんではお値段が可愛くないネタとして君臨している『ウニ』嫌っていました。

 

もちろんその頃は食べたことはなく、見た目から『不味いだろう』という先入観から食わず嫌いだったのです。

 

ある日の、回らないお寿司屋さんに連れて行ってもらった時のことです。

 

「食べたくないなら残しても良いけど、一度食べてみな」と、半強制的に注文されたウニと生牡蠣が、目の前に差し出されました。

 

意を決して口に導くと、そりゃあもう、この世のものとは思えないほど濃厚な味わいだったことを今でも忘れません!

 

本当に美味しかったんです!

 

この日を堺に、「ウニなんてこんなもんって知れば食べられるのにね」と言われていた通り、高級なウニでなくても口にすることが出来るようになったことは言うまでもありません。

 

酒粕もそれと同じで、美味しい酒粕に出会えさえすれば食べられるようになるのではないか?と思うのです。

 

酒粕の臭いアルコール消す方法とは

美味しい酒粕って、何を基準に「美味しい」と言えるのでしょう。

それは、『美味しい日本酒』の酒粕に尽きるのです。

 

では『美味しい日本酒』とは?

 

日本酒には様々な作り方がありランキングされているのですが、その最上級に位置するのが『純米大吟醸』です。

 

大吟醸には雑味が少ない分日本酒自体も美味しいし、搾って残った酒粕も外れに当たる確率はかなり低いと言えるのです。

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ただ、味には好みがあるので一概に「一番美味しいですよ」とは言い切れないですし、酒粕の風味をゆっくり楽しむゆとりは、酒粕嫌いの人にはまだまだハードルが高いはずです。

 

その、酒粕独特アルコールの匂いを消す方法が、『温める』です。

 

ですが、沸騰させたからと言ってその瞬間にアルコールが全部飛ぶわけではなく、沸騰した状態を2時間キープさせたとしても数%は残ってしまいます。

 

「えぇ!?・・・アルコールが抜けないんじゃ食べられないじゃん」と思うかも知れませんが、もともと酒粕に含まれているアルコールは数%で、それを水や出汁で伸ばし、更に料理に入れてしまえば気にならなくなると思いませんか?

 

8%のアルコールを含んだ酒粕を同量の水で溶かせば、これで4%のアルコール分となり、スプーンひとすくい分の酒粕を味噌汁に入れグラグラ煮込んで、家族4人で割ったとしたら、酒粕のアルコール分もないに等しいものです。

 

要するに、温めて上がってくる湯気にアルコールを感じなければ問題ありません。

 

煮物・生姜焼き・餃子・竜田揚げなどコクを出すために料理酒を使いますが、それと同じ感覚で使うと考えればいいのではないでしょうか。

 

酒粕嫌いな人の簡単な食べ方は?

料理に使う時は予め、酒粕をペースト状にしておくと使い勝手がよくなります。

 

 

冷凍保存が利きますが、一週間で使い切るようにしましょう。

 

ペースト状にした酒粕を、いつものカレーライスに隠し味として入れてみましょう。

 

カレーといえばルーがドロっとしており、味も濃いめなので酒粕が苦手な人でも比較的抵抗なく取り入れられます。

 

カレーライスのコクを感じられると、シチューやハヤシライスなども同様に効果を得ることが出来ます。

 

味噌汁は、いつもとおりに具材を入れて沸騰したところに酒粕を投入し、火を止めてから味噌を入れます。

 

味噌の量も減らすことが出来て経済的です。

 

酒粕入り味噌汁でまろやかさを感じると、同様に豚汁や鍋にも入れて食べることが出来るようになります。

 

 

酒粕が嫌いな理由は臭いにあり?アルコール消す方法と簡単な食べ方のまとめ

酒粕が苦手な人はだいたい幼い頃の嫌なイメージが払拭できていないか、食わず嫌いかに該当します。

 

嫌いだけど、「酒粕の栄養素を取り入れたい」「ダイエットしたい」「美肌を手に入れたい」など目的があるなら、勇気を出して取り入れるべきです。

 

近所のスーパーでも手に入りますが、ちょっと足を伸ばして酒屋さんやネットなどで『大吟醸』の酒粕購入をおすすめします。

 

吟醸酒のものだとフルーティーで華やかな香りがするので、酒粕に目覚めるかもしれませんよ。

 

酒屋さんでは1~3月に販売されていますので、試しに少し買ってみて、気に入ったらたくさん買って冷凍庫にストックするようにしましょう。

 

夏季は店頭販売されていないことが多いので、注意しましょう。

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