父の日が誕生したのは比較的最近ということをご存知ですか?
『6月の第三日曜日を父の日』とアメリカ合衆国で正式に制定されたのが、1966年のことです。
日本は、このアメリカにならい同じ日にちを父の日と設定しました。
父の日は母の日と同じく、日にちが固定されていませんのでお間違えのないように。
さて、古くても新しくても『父の日』というのは、日頃の感謝を表すのに最適なイベントだと思います。
「お父さんは会社に勤めて、働いてくるのが当たり前」と錯覚しがちですが、そうではありません。
ですが、お父さんは当たり前のように会社勤めをして、家族のために日々戦ってくれているのです。
どんなに困難な仕事でも家族のために立ち向かっていくお父さん。
本当に偉大な存在ですよ。
そんなお父さんを、父の日でお祝いしないわけにはいきませんよね。
そこで今回は、父の日に贈るプレゼントに関してご紹介していきます。参考になれば幸いです。
目 次
父の日にお酒を贈る?
お父さんといえば、お酒が大好きというイメージがありますよね。
そう言われると思い当たる節があるのではないでしょうか。
例えば、風呂上がりの一杯。冷蔵庫からキンキンに冷えたビールを取り出し、シュコっと開けるとグビグビ。
夕食でもお茶代わりにビール。付き合いで居酒屋によって帰ってくるときもアルコールの匂いがしますよね。
休みの日も昼間から焼酎とサキイカ片手に野球中継観戦。
「こんなに毎日飲むほどお酒が好きなんだから、父の日にはお酒を贈ろう」なんて、安易に考えているあなた。
ちょっと待って!踏みとどまってください!
お酒の種類は星の数ほどあるので選ぶ方も楽しくなりますけど、毎日お酒を飲んでいるお父さんにはお酒を贈っちゃ駄目ですよ!
お酒って正しく飲んでいない場合、アルコール依存症になってしまいます。あなたのお父さんは大丈夫ですか?
お酒の正しい(理想的な)飲み方
少しだけ飲むには良い薬ですが、度を越して大量摂取すると毒になってしまうのがアルコールの恐ろしいところです。
本当に紙一重ですね。
飲酒する人は必ず『休肝日』を設けなければなりません。あなたのお父さんは休肝日を設けていますか?
一番安全で、尚且つアルコール依存症に陥らない飲み方は、一週間の内4~6日間を『休肝日』に充てることです。
単純に、一日飲んだら二日空ける。そしてまた一日飲んだら更に二日空ける。というように休肝日を48時間以上設けるのが良い飲酒の仕方です。
理想は、飲酒するのは一週間に一日程度が適切といえます。
飲む量にも気をつけたいですね。
例えば焼酎ならば25度で80mlが適量となっています。
アルコール依存症は多量に飲む人がなるという間違った認識があります。実は少量でも毎日飲んでいると、次第に飲む量が増えてコントロールが利かなくなり、結果的に
アルコール依存症になるというケースが多いのです。
もし休肝日を設けない飲み方をしているなら、他にも肝硬変などの重い病気にかかる引き金になってしまいます。
これからも健康で元気に楽しくお酒を飲めるように、普段から気遣ってあげてください。
父の日のプレゼントは手料理を!
父の日のプレゼントでお酒が有力候補だったのに、お父さんの体を思うなら別のプレゼントにしようと思い直したはいいけど、何を贈ったら喜んでもらえるか露頭に迷いますよね。
そんな時は、手料理を振る舞ってあげてください。
そんな、フランス料理とかベトナム料理とか、食べたこともないようなものを作る必要はありません。
お父さんの好きな食べ物や、家族全員が好きな料理にしたらいいのです。
そして、主役であるお父さんのお皿だけ豪華なデコレーションをすると、特別扱いっぽくないですか?
例えば、クリスマスのシチューに入っている野菜が、ハート型や星型にくり抜かれているだけで『特別』な感じがしませんでしたか?
子供ならではの視点から、あなたのお父さんが子供のように喜んでくれる盛り付けを考えましょう。
日曜日も関係なく出勤するお父さん
日曜日も働いてくれているかっこいいお父さんには、あなたの愛情をたっぷり詰め込んだ『手作り弁当』を作ってあげてください。
『いつもありがとう』と、おかずで文字を書いてみたり、日頃の感謝をキャラ弁にして表現しても面白かもしれないですよ。
ただし、最大のサプライズになりますが、お父さんのリアクションが見れないのが難点です。
甘いものが好きなスイーツ男子なら
意外とたくさんいらっしゃるのが、甘いものが好きな男性。あなたのお父さんも甘いものが好きではありませんか?
お菓子は万人に好まれます。
クッキーやロールケーキ、和菓子で苺大福なんかもいいですね。
父の日の昼下がり、家族でティータイムを楽しんでみてはいかがですか。
父の日の贈り物はお酒以外で!
料理は一切したことないとか、どうしても形に残る贈り物にこだわりたいとかでしたら、独自で買い物をして決めるのではなく、お父さんと一緒に選ぶことをおすすめします。
父の日が過ぎると暑い夏が本番を迎えますね。そんな暑い夏を乗り越えるアイテム、甚平やポロシャツなどの着心地の良い素材のものをプレゼントすると喜ばれます。
(私事で恐縮ですが)足に負担にならないような靴をプレゼントしたら、本当に喜んでくれて何年も大切に履いてくれています。
きっと、何をプレゼントされても、お父さんは嬉しいのではないでしょうか。
父の日のプレゼントにお酒はNGのまとめ
少し前までは『お酒が好きなお父さんにはビールが一番』と思い込んでいる節がありました。
今となっては大いに反省しています。
大切なお父さんの体を気遣える今だからこそ、もっと大切な贈り物をしたいと心から思いるようになりました。