真夏の太陽の下ではしゃぐ季節は終わり、すっかり秋めいてきましたね。
これからだんだんと人肌恋しい季節が近づいてきます。
グッと寒さを感じる前に、紅葉狩りに出掛けてみませんか。
明治神宮御苑は、渋谷駅や原宿駅からアクセスしやすい場所なのに、そのエリアに一歩足を踏み入れると本当に都内にいるのかと疑うくらいに静かな空間が広がっています。皆さんご存知の通りです。
春には桜やつつじが花を咲かせ、夏は山百合や紫陽花で彩られます。
カブトムシやノコギリクワガタなどの昆虫も、出会うことが出来るかもしれません。
一年を通して、自然豊かな明治神宮ですが秋が訪れると黄金色の景色となり、絵画の世界へと私たちを誘います。
そんな明治神宮の紅葉をお伝えしたいと思います。
目 次
明治神宮の紅葉はいつが見頃?
明治神宮の銀杏並木はドラマでもよく目にする街路樹です。
ブラウン管を通して四季折々の風景見てきました。
あのベンチに座ってドラマのワンシーンのような写真が撮りたいと思うほどの並木が、黄金色に輝く瞬間を是非見て頂きたいと思います。
一見の価値ありです。
色づき始めるのは大体11月中旬頃になります。
この時点で5割ほどの銀杏の葉が緑から黄色へと変化していて、秋の訪れを感じることが出来るのではないでしょうか。
そして、1~2週間経った11月下旬になると銀杏並木は最高の見頃を迎えます。
銀杏の葉がハラハラと落葉し、それが金色の絨毯へと早変わり。
銀杏の木と地面の落葉でまるで黄金のトンネルを歩いているような錯覚さえ起こさせてくれます。
12月中旬になると、殆どの葉が散ってしまいますので、お出かけになるなら11月下旬から12上旬を検討されて下さい。
260本ものの純林となりますので、一際目立つ美しさにため息が出てしまうかもしれませんね。
聖徳記念絵画館までの約300mに一直線に並ぶ146本の銀杏並木は、一枚の絵画のようにみえるように設計されています。
青く澄んだ空と金色の銀杏並木は、計算されているだけあって流石の風景です。
『黄金ロード』と称されるのも納得です。
明治神宮の紅葉お勧めスポット
明治神宮といえば、肥後藩主加藤清正の子である忠広、後に彦根藩主井伊直孝の下屋敷の庭園として散策などを楽しまれていました。
明治時代に宮内庁所管となり代々木御苑と称され、現在では明治神宮御苑(通称:神宮外苑)となりました。
南参道を進んで左手にある東門をくぐると、とても静かで日々の喧騒が嘘のように感じます。
広い敷地内にある池には睡蓮(すいれん)が咲いていて、その愛らしい姿に心が現れるようです。
奥に進むと花菖蒲田(はなしょうぶだ)・パワースポットでも人気の高い清正井(きよまさのい)があります。
※花菖蒲田の見頃が6月ですので紅葉時期と一緒に鑑賞は出来兼ねますが、白や紫色の可愛い花を咲かせます。
清正井からの湧水は、透明で美しく花菖蒲田の水源となっています。
明治神宮の紅葉真っ盛りのイベント
明治神宮の銀杏が色づき始める頃に『神宮外苑いちょう祭り』が開催されています。
気になる2017年のいちょう祭りの詳細は・・・
開催時間:10時~16時30分
開催会場:いちょう並木噴水池周辺・軟式野球場
雨天決行となっていますが、状況により中止になる場合があります。
北は北海道、南は沖縄までのご当地グルメが約60もの屋台が楽しめます。
レジャーシートエリアが儲けられていますので持参のシートでゆっくりとくつろぐことが出来ます。
他にも地元特産品・工芸品の販売ブースや産地直売の野菜もあります。
大道芸の披露やご当地キャラの登場アリで、例年大盛況です。
ペットはキャリーバック又はカートに入れてあるなら一緒に入場ができます。
また、車椅子の人も入場可能となっています。
明治神宮の紅葉はいつが見頃?お薦めのスポットと恒例のイベントのまとめ
夏、青く茂っていた銀杏の葉が冬を迎える前の最後のパフォーマンスをしているように思えませんか?
明治神宮は人口の純林で、一種類の樹木からなる銀杏並木です。
美しく設計された風景を一年の締めくくりに是非ご覧になってみてください。