秋の七草を知って得する|草(花)の種類を一挙大公開!


皆さんは『秋の七草』をご存知でしょうか。
「1月7日の『春の七草』と似た意味合いで、秋を代表する草(野菜)をお粥か煮つけにするかして食べることかしら?」と、推測された方!残念ながら不正解です。
春の七草は、厄払いや元旦からおせち料理三昧の胃を休める(労る)という意味合いからお粥にして食べる習慣が根付いています。
しかし秋の七草は食用ではなく、その草花を目で見て楽しむもの(観賞用)です。そして、直接何かしらの行事を行うものではありません。なお、それぞれの草花には薬効成分がありますので、古くからは民間薬・漢方薬として使われています。
今年は秋の野原を散策する際には『秋の七草』を見つけて、移り行く季節を感じてみませんか?

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秋の七草とは

●萩(ハギ)
●桔梗(キキョウ)
●葛(クズ)
●藤袴(フジバカマ)
●女郎花(オミナエシ)
●尾花(オバナ)※すすき
●撫子(ナデシコ)
それぞれの草花をご紹介します。


●別名/庭見草・野守草・初見草  ●マメ科
●開花時期/6月~10月頃  ●見頃/9月
●花言葉/柔軟な精神・思案・内気
●薬用部分/根・・・婦人のめまい、のぼせなどに効果があると言われます。

桔梗


●桔梗科
●開花時期/6月中旬~8月中旬  ●見頃/6月~7月
●花言葉/清楚・気品・誠実・従順・永遠の愛
●薬用部分/根・・・桔梗の煎剤には去痰作用があります。鎮静・鎮痛・解毒作用のほかにも、抗炎症・鎮咳降下作用なども認められます。去痰・鎮咳薬として、痰・気管支炎・咽頭痛などに用いられています。
●特徴/開花前は花びらのふち同士がくっついたまま膨らみ、蕾が開いて星形の花をさかせます。

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●別名/裏見草  ●マメ科
●開花時期/8月中旬~9月
●花言葉/芯の強さ・恋のため息・活力・治癒・根気・努力
●薬用部分/根・・・葛根は発汗・解熱・鎮痙薬として、熱性病、感冒、首・背・肩こりなどに用いられます。葛花も眩暈や悪寒に用いられます。

藤袴


●キク科 ヒヨドリバナ属
●開花時期/10月~11月頃  ●見頃/9月
●花言葉/ためらい・遅れ
●薬用部分/全草・・・水製エキスには血糖降下作用、利尿作用などがあり、糖尿病・浮腫み・月経不順などに用いられます。

女郎花


●別名/粟花・思い草  ●オミナエシ科  多年草
●開花時期/7月~10月中旬
●花言葉/約束を守る
●薬用部分/根・全草・・・根と全草に鎮静・抗菌・消炎・浄血などの作用があり、腸炎による腹痛・下痢・肝炎・腫痛・婦人病などに用いられます。溶血作用があるため、連用は避けた方がよく、強度の貧血の場合には用いてはいけません。

尾花(茅)


●イネ科 すすき属  多年草
●開花時期/8月~10月  ●見頃/9月
●花言葉/活力・生命力
●薬用部分/根・・・すすきの根には解熱や利尿作用があります。
●特徴/草が茂っている様子が『すすき』で、穂が出た状態は動物の尾に見たてて『尾花』

撫子


●別名/片見花  ●ナデシコ科  ナデシコ属
●見頃/6月~7月
●花言葉/長く続く愛情・貞節・純粋な愛
●薬用部分/全草・種子・・・消炎・利尿・通経薬として水腫・小便不利・淋疾・月経不順などに用いられます。妊婦さんは流産の可能性があるため使用はできません。

まとめ

藤袴や桔梗は絶滅危惧種として登録されています。これから先、秋の七草がなくなるかもしれないと思うと寂しいですね。

秋の七草の由来についてはこちらです。

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