街を歩いていると、向こうから可愛らしいお姉さんとすれ違うことがあります。
髪がふわふわで、服装も華やいでいて、何よりお顔がお人形さんみたいに可愛いのです。
自分の顔と何が違うのかな?
と、良く観察してみると、明らかに目のサイズの違いに気付かされました。
「目!デカッ!!」
黒黒とした大きな目は幼い感じに見せて若々しくするし、少し茶色がかっていれば大人の雰囲気漂う色気がにじみ出ているようで、目が小さい人には本当に憧れます。
今やインターネットで簡単に手に入れることが出来るようになった『カラーコンタクトレンズ』に、何度『購入ボタン』をポチッとな・・・しようと思ったことか。
でも、どうしてもクリックする右人差し指にブレーキをかける自分がいます。
それは『不安』が残るからでしょう。
ネットで購入して目に異常が出たらどうしよう。
安心を買うなら眼科で処方してもらった方が確実だけど、費用がかかりすぎる。
そう考えると、行き着く答えは「また今度でいいや」となってしまいます。
そこで今回は、『カラーコンタクトレンズ』を購入すべく、色々分かってきたことがありますので、ここにまとめたいと思いました。
目 次
カラーコンタクトレンズの危険性!真実をみつめる
私自身、カラーコンタクトレンズを購入・使用したことはあります。
でもそれは、眼科で処方されたものしか使用していません。
やはり、眼科で処方されていカラーコンタクトレンズには、安心感がついてきますよね。
ネットなどで簡単に手に入るカラーコンタクトレンズには、どのような粗悪なものと、安全なものが存在するのでしょうか。
粗悪なものは色落ちする?
粗悪品は失明の危機にさらされます。
カラーコンタクトレンズのカラー部分を、綿棒などで数十回擦ってみてください。
粗悪品だと、お掃除アイテム・激落ちくんで擦ったかのように、カラーが綿棒に色移りします。
この事実を目の当たりにすると、大切な目の中にこんなものを入れていたのかと、驚きを通り越して恐怖さえ感じます。
カラーコンタクトレンズの色素と言うのは、主に金属で出来ていますので、金属アレルギーを持っている人は、カラコンの使用は控えたほうが良いでしょう。
サンドイッチタイプも然りです。
目の中で破損しないとも限りませんよね。
破れて色素が流れ出す可能性もあります。
瞳の中に漏れ出すと、その刺激に体は反応し涙を流して体外に追い出そうとします。その結果、『茶色い涙』となって溢れてくるのです。
質の悪いカラコンに起きる可能性が高いのですが、これは『失明のサイン』といっても過言ではありません。
かなり危険です。
酸素透過性が低い?
酸素透過というワードは、コンタクトレンズ使用する人にとって、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
酸素透過を簡単に説明すると、素材(コンタクトレンズ)に酸素が溶け込み、瞳へ移動するということです。
瞳の角膜は呼吸しています。
私たちが自然に、肺呼吸して酸素を取り込んでいるのと同じように、角膜は酸素を欲しています。
コンタクトレンズで覆われることで、角膜は酸素不足になることをご存知でしょうか。
酸素不足になると、酸素を求めて白目の毛細血管が膨張して充血を引き起こします。
その状態が長く続くと、角膜細胞は死滅していきます。
死滅した角膜細胞は二度と再び、再生することはありません。
それほどデリケートな細胞なのです。
奥ゆかしいが故に、自覚症状なないでしょう。
気付いた時には時すでに遅しで、目に重大な病気を負っている場合が多いのです。
そうなると勿論、コンタクトレンズの使用は出来なくなります。
酸素を取り込む機能が、普通のコンタクトレンズに比べると、5分の1!
更に、ネットなどで安く売られているものに至っては、10分の1以下という商品もあります。
普通に生活するのに装着するのでしたら、酸素透過性は最低でも『20~23以上』の数値のものを選ぶようにしましょう。
海外の安価なものは?
海外のコンタクトレンズは、日本に比べると規制が緩いとのことです。
中には安全なものもあるようですが、粗悪なものとごっちゃになっているため、見分けが付きません。
海外製のものには、手を出さないほうが無難と言えそうです。
カラーコンタクトレンズをより安全に購入するには?
『より安全に』というのも、眼球に直接触れるものですから、『100%安全です』とは言い難いのが本音です。
普段と同じように、眼科を受診してカラーコンタクトレンズを処方してもらうのが安全性は高いです。
試着することで、自分の目にフィットしているか・ゴロゴロしないかなどを体感出来ます。
眼科医は、そのレンズが合っているのか、充血具合・レンズの動きなどをちゃんと診てくれています。
眼科を受診しない人の失明率は、受診している人の20倍も高いんですって。
ワンデーを一週間使い続けるとどうなるの?
ワンデーのコンタクトレンズは、一日使い切りタイプのコンタクトレンズです。
カラーコンタクトレンズの主流もワンデーですので、もったいないなぁと感じるところではありますが、なぜ、二度・三度と、繰り返し使ってはいけないのでしょうか。
それは、ワンデータイプの商品が、一日しか対応出来ないように造られているからです。
ワンデーを手にとって見てください。とても薄い形状になっていることが分かるかと思います。
もし、擦り洗いをしたらどうなるでしょう。
おそらく破損(破れ)します。
これが、一日しか対応出来ない=『擦り洗いをしないこと』を前提に造られているということです。
擦り洗いをしないということは、コンタクトレンズに汚れがどんどんたまります。
汚れたコンタクトレンズを使い続けると、目に影響を及ぼし、見えづらくなったりレンズがズレやすくなったりします。
最悪の場合は、『失明』という恐れさえあります。
耐久性と汚れにくさを犠牲にしたコンタクトレンズとも言えるワンデー。
繰り返し使うことをせず、使ったら必ず捨てるようにしてくださいね。
カラーコンタクトレンズの危険性と安全な買い方とは!ワンデー一週間使うと?のまとめ
カラーコンタクトレンズは瞳を大きく見せるだけでなく、顔全体を柔らかくしてくれる優れたアイテムです。
でも、安いものに安易に手を出したり、使い方を間違えたりしてしまうと、取り返しのつかないことにもなり兼ねないということもわかりました。
ネットで購入する場合は、それが本当に信用できる商品なのかを見極める力が必要です。
安心して使いたいなら、眼科を受診して処方してもらうのがベストですね。
カラーコンタクトレンズを使用する際は、危険性を考慮した上の自己責任ということを肝に銘じましょう。