【おとなまき】ってご存知でしょうか?あまり聞き慣れないワードだと思います。
【おとなまき】という言葉を初めて耳にした時「ナンノコッチャ?」で、聞いて何もイメージが出来ませんでした。ただザックリと「大人が巻かれるのだろうな」程度。
しかし、これが意外と大当たりで大人を大きな白い布でスッポリと巻く(包む)ものでした。そのビジュアルはとても異様で言うなれば『蚕の繭』又は『ミイラ』と表現しても過言ではありません。
全く新しい新感覚のリラクゼーションということで、今密かに日本でブームになっています。その見た目とは裏腹に、絶大なリラックス効果をもたらしてくれる『おとなまき』を、あなたも体感して見ませんか。
今回は、おとなまきとは何か、おとなまきをすることでどんなリラクゼーションや効果があるのか、どんな健康法なのかについてご紹介したいと思います。
おとなまきとは?
『おとなまき』が生まれるきっかけになったのが、赤ちゃんをくるむ『おくるみ』の一種の『おひなまき』から来ています。
新生児に施される『おひなまき』は、突然死の予防・肺や筋力の発育を助けるものとされています。何より、『おひなまき』をされた赤ちゃんはグズることなくスヤスヤと落ち着いて眠ってくれるというアイテムなのです。
如何にも気持ちよさそうに眠る赤ちゃんの姿を見ていた助産師さんが「大人にも巻いてみたらどうだろうか」という発想されたのが始まりです。
傍から見ると締め付けられていてなんだか窮屈そうなのですが、その布の中と外では感じ方が全然違います。『おとなまき』に使用している白い布は、先程紹介した『おひなまき』と同じ収縮性のメッシュ素材で体にピッタリ包んでも全く身動きが取れないというわけではありません。可動範囲は制限されるものの、その包まれた感が心地よく、喩えるなら『赤ちゃんがお母さんの腕の中に包まれ守られている』ようなものなのです。
布に包まれ、ゆらゆら揺れる『おとなまき』は最新の健康法といえるでしょう。
おとなまきのリラクゼーション効果とは?
それでは『おとなまき』をすることでどんな効果があるのでしょうか。
布の中では首から肩が非常に伸びています。収縮性を利用して内側で肩や足を自由に動かし、布を蹴ったり腕を広げてみたり、動きを止めてじっとしてみたり、自分が「気持ちいい」と思う姿勢をとっていると体が徐々に脱力し緊張していた部位がほぐれてきます。そうすると体の歪みがとれて背中・腰・股関節の痛みが解消されます。布に体を預けることで精神的にもリラックスします。
●体が柔軟になり首・腰の痛みが和らぎ楽になる
●猫背改善
●即快眠
●子宮の中にいるような癒やし効果
●普段動かしていない筋肉を使っているのがわかる
注意おとなまきをして肩や腰などの痛みが解消されますが、医学的根拠はないそうです。
おとなまきの健康法
布に包まれてリラックス効果から心地良い眠りから目覚めると、体はスッキリ軽くなります。
個人差はあるとはおもいますが、足・腰・肩・背中などの筋肉がほぐれ柔軟になっているのが実感できるのではないでしょうか。
●フェイルラインがスッキリシャープになった
●肩こりと背中の張りが改善した
●姿勢が改善され身長が伸びたように感じた
おとなまきのまとめ
『おとなまき』は赤ちゃんの気持がわかると言われています。完全には赤ちゃんの気持はわからないとは思いますが、布に包まれることで得られる安心感を体験してみたいと思いませんか?
ずっと頑張って緊張している体にホッと一息つかせて上げることも大切ですよ?