発炎筒の有効期限は車検に通らない?搭載義務と便利なLEDタイプ!

発炎筒
もうすぐ車検の時期じゃないですか?

自家用車は二年に一度車検を受けなければなりません。所謂『自動車版の人間ドック』ですね。

どこか悪いところはないか、不具合は起きていないか、定期的に検査を受けることで未然に大事故を防いでくれます。

何かあってからでは遅いのですので、しっかり診て頂きましょう。

事前に見積を取りに行くと、足回りやエンジン関係を直接見ながら説明をしてもらえるので安心ですね。

車検に通らない部品や、車検には通るが近いうちに消耗してしまう部品などを一つ一つ丁寧に説明してもらえるで、納得の料金プランとなりますが、『発炎筒の交換』をすすめられてもシックリ来なくないですか?

発炎筒を常備することの重大さはわかります。

でも、そもそも使いもしないものなのに、なんで取り替えないといけないの?

使っていないのだから使えるでしょ!

余計なものへの出費は極力抑えたい。

確かに。使ってもいないのに、有効期限が切れているからって交換するのは・・・納得できないですよね。

そこで今回は、発炎筒の有効期限が切れていると車検には通らないの?それとも通るの?という疑問を解決していきたいと思います。

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発炎筒の有効期限切れは車検に通らない?

結論からいうと、発炎筒の有効期限が切れていると車検には通りません。

ディーラーなどの指定工場・指定民間工場では、その工場で専任された検査業務を行なう検査員の判断に委ねられるからです。

検査員が最終的に『合格させられない』と判断すれば、交換せざるを得ないということになります。

ほとんど使用することのない『発炎筒』を交換する理由、知りたくないですか。

実は、保安基準に『基準に適合する非常信号用具を備え付けなさい』との記載がされているからなのです。

その基準の一つに『JIS(日本企業)規格以上の性能であること』とあります。つまり、JISの基準を満たせば保安基準にも満たした信号用具と認められるわけです。

道路運送車両の保安基準第64条第2項『JIS D5711『自動車用緊急保安炎筒』の規格又はこれと同程度以上の規格の性能を有しない発炎筒は認めない』とある。
そして、その有効期限は4年です。4年の間は性能を保証しています。

4年を過ぎたもの(有効期限切れ)の発炎筒に関しては、いざという時に着火するかしないかわからから、性能を保証出来ないわけです。

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もし高速道路上でエンジントラブルが起き、発炎を使用した時。着火するかもしれないけど、しなかったら??これは立派な『保安基準違反』となります。

着火するのか・しないのか判断できないものに対して、検査員は『自動車検査員』の名のもとに合格を出すことは出来ないのです。

検査の依頼を受けた検査員は管理責任が生まれますので、どんなに強要しても、保安基準を満たしていると確認が出来ない以上は絶対に合格を出さないでしょう。

整備不良で事故が起きれば、指定工場も過失が生まれますからね。

ホームセンターやカー用品店に行けば、1000円以内で購入することが可能ですよ。

発炎筒の搭載は所有者の義務?

自動車の維持管理は使用者の責任となります。その持ち主からの依頼された車両に対して指定工場には『管理責任』が生まれるので、発炎筒の交換を余儀なくされるのですが、車検を自分自身の責任の下で行えるということをご存知でしょうか。

これは、陸運支局に直接持ち込む『ユーザー車検』というものです。

陸運支局では、発炎筒の有効期限が切れているからといって、一概に保安基準を満たしていないとは言えないということから、検査員は合格印を押してくれるそうです。

もちろん有効期限が切れていても、その発炎筒が使えることが大前提の話です。

ただし、この合格印を押した検査員には整備責任は一切発生しません。何が起きても全てユーザー(あなた)自身の責任となるということを覚悟してくださいね。

因みに有効期限が切れたままの発炎筒を放ったらかしにしておくと、サビやカビによるガスで引火し爆発することがあります。

発炎筒のLEDって?

時代なのでしょうか。

保安基準を満たしたLEDタイプの発炎筒というものが存在します。

発炎筒の問題となるのが、『有効期限が切れた発炎筒が基準を満たしているかどうか』その判断が、使い捨てなので発炎して確認する事が出来ないというものです。

LEDタイプは実際に点灯して確認することができるので問題なく常備し続けられるのです。

単4アルカリ電池2本で点灯し、電池さえ交換すれば半永久的に使用できる優れもの。かなり経済的です。

発炎筒本体も、正規のものの価格とほぼ変わりません。

半年に一度など、定期的に点灯するかの確認を怠らなければ問題なさそうです。

発炎筒の有効期限が切れていても車検には通る?のまとめ

答えとしては、通るとも通らないとも言えるし、それぞれの理由もよくわかりました。

『万が一』『いざという時』がいつ訪れるかはわかりません。

その時に使い物にならないものなんかを常備していては問題外ということですね。

車検の時に発炎筒の有効期限まで見てくれるということは、細かいところまで点検してくれて、安心して愛車を任せられる工場だと認識しましょう。

有効期限切れの発炎筒を交換した際はそのまま廃棄するのではなく、一度、着火練習をしてみてください。

使い方がわからないじゃ話になりません。発炎は5分程度です。

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