スマホ通話のイヤホンマイクは違反か?基準は聞こえるか否かだった!

自動車メンテ・交通安全

そこのあなた。自動車走行中に電話が鳴ったら出ますか?急いでいるとわざわざ路肩に停車して電話に出るなんてことはしないと思います。すると、通話ボタンを押してしまいますよね。仕事用の電話だったら尚更ではないでしょうか。

ちょっと会話してすぐ切れば、なんの問題もない。今渋滞中だから。ここはカーブの無い一般道だから。と、無意識に通話ボタンを押して電話を耳に当て、会話を始めます。
なんだかんだと話が弾み、おおよそ10分間会話しました。
警察の取締りにもみつからなかったし、事故も起こさなかったし。

でもそれで良いのでしょうか。

ハンドルは両手で握るように教習所で習いませんでしたか?会話が弾んで運転への意識は100%ではなくなっていますよ?
急に子供が飛び出してくるかもしれません。年配の方が躓いて車道に倒れてくるかもしれません。自転車が見通しの悪い角から猛スピードで横切るかもしれません。信号無視して渡ってくるかもしれません。
道路を走行中は何が起きるが分からない危険地帯です。そして、自分の身を守るためにも、何が起きても対処しなければならないのです。
気付かなかった。間に合わなかった。は、言い訳にもなりませんからね。

そこで今回は、運転中のスマホ(携帯電話)の違反についてまとめました。意外に自転車でも同じようなことがいえるようですよ。イヤホンマイクは違反だと聞いたことがあるがそれは本当なのか、違反をしていないのに違反切符を切られる行動とは何なのかを説明していきたいと思います。

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運転中のスマホ(携帯電話)は違反行為

運転中での携帯電話の使用は違反検挙率第4位に挙げられる行為です。
運転中のスマホ(携帯電話)の使用は厳しい取り締まりを受けることになりますので、気をつけてくださいね。
道路交通法での違反対象は『手で持たないと通信することが出来ない装置を通信に使う事』と『画面を注視する事』が該当します。この違反行為、交通の危険が生じるか生じないかで違反の点数と反則金が変わってきます。

交通の危険・・・スマホ(携帯電話)を使用して交通の危険を生じさせた場合
点数・2点  反則金・9,000円
保持・・・運転中にスマホ(携帯電話)を利用したのみので、交通の危険が生じなかった場合
点数・1点  反則金・6,000円

スマホはイヤホンマイクなら使用可能?

手に持って通信行為・画面注視さえクリアすれば会話することには問題なさそうです。そこで『イヤホンマイク』を使えば通信が可能なのではないかと思いますよね。でもここで落とし穴がありました。
道路交通法には抵触しないけど都道府県の条例で禁止されていて、安全運転義務違反の取締りを受けるというのです。
その条例を発令している都道府県は

北海道・宮城県・福島県・新潟県・茨城県・群馬県・千葉県・埼玉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県・富山県・石川県・福井県・静岡県・岐阜県・愛知県・奈良県・和歌山県・滋賀県・京都府・岡山県・鳥取県・香川県・高知県・愛媛県・福岡県・大分県・長崎県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
となっていますので、上記の地域を走行される場合は注意が必要です。
条例の文言は同じではないにしても、内容は殆ど変わりません。どんなことが規則なっているのかをかみ砕いてみると以下のことが記載されています。
高音のカーステレオや、イヤホンなどを使用して音楽を聴くなど、安全運転に必要な交通に関する音・声が聞こえないような状態で車両などを運転しない。
あくまでも、安全な運転に必要な音・声が聞こえる状態を保つことが大事とされており、イヤホン・大音量・通話を行ってはいけないとは書いてはないようです。
最も重要視されている【安全な運転に必要な音・声】とは、他車などのクラクション・消防車や救急車などのサイレン音・警察によるアナウンスや指示などのことです。これらの音が聞こえない状態にあるということは、危険が迫っていても対処ができません。
では、一見問題がなさそうなイヤホンマイクのどこに落とし穴があるのでしょうか。
実は『イヤホン自体』に規制がかかっていました。異常に高い音量で使用していうという状況だと、交通の安全に関する音や声が聞こえなくなる恐れがあります。このような使い方としたときは、取締りの対象となります。片耳のイヤホンでも同じです。
繰り返しになりますが、要するには緊急などの音や声が聞こえるか聞こえないかが重要なのです。
そこでオススメしたいのが『ハンズフリー』です。イヤホンマイクだと、取締りに遭う可能性がありますが、ハンズフリーだと規制の対象外とされているので、安心して使用することができます。

スマホの取り締まり

道路交通法では、運転中にスマホ(携帯電話)などを手に持つこと・画面を見ることが禁止されています。
運転していない赤信号の停止中の手に持つこと、画面を見ること、通話をすることは違反にはなりません。ただし、赤信号が青に変わり手に持ったまま発進すると、これは立派な違反対象になりますので、出来る限りは車を降りるまでスマホ(携帯電話)には触らない方が良いです。
対象警察官が取り締まりをしていても、怪しまれないようにしておきたいものです。
秋の交通安全運動・スマホ(携帯電話)の使用違反のまとめ
ハンズフリーは規制対象外ではあるものの、会話に集中し過ぎて運転が疎かになってしまう可能性は払拭できません。
交通に危険が生じてしまう行為は極力避けるようにして、安全運転を心がけたいものです。

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