結婚式を無事に済ませ、夫婦となって初めて迎えるお正月がやってきますね。
おめでとうございます。新年を迎えるここから気持ちも新たに、あなた方の幸せな生活がスタートします。
新しい年を迎えると最初にやるべきことは『年始の挨拶』ですよね。
そうです。今年中にお世話になった人への年賀状の作成をしなければなりません。年始の挨拶は日本人としてとても重んじられている行事の一つではないでしょうか。
思い返せば・・・二人の結婚式に列席・祝福してくれた人、式には参加出来なかったけどお祝いのメッセージやお祝いの品を寄せてくれた人など、沢山の人があなた方の幸せの門出を見届けてくださいました。その感謝の気持ちと、これから先も変わらぬお付き合いをという思いを認めてお世話になった人に年賀状を送りましょう。
そこで今回は、結婚報告の年賀状の文例と写真の選び方を相手別にご紹介したいと思います。
年賀状の一言には結婚式列席のお礼を
幸せな結婚式を挙げた後に、最初に作成する年賀状です。あの時の感動的なシーンの写真と共に、感謝の一言を手書きで書き添えましょう。
写真の選び方ですが、友人もにも宛てますが、親類や目上の方にも送ることになるので、幸せいっぱいのキスシーンやお姫様抱っこなどを全面に出すのはあまり好まれません。新米らしく、慎ましいものを選ぶのが無難です。
和装の前撮りの写真から、二人の表情が幸せそうな笑顔であることがポイントです。
親族には家族の集合写真が喜ばれますよ。
まだまだ未熟な二人ですがこれからは力を合わせて笑顔あふれる家庭を築いていきます 今後とも宜しくお願いいたします
これだけでも十分気持ちは伝わりますが、手書きで一言を添えるだけで受け取る側はほっこり嬉しくなるものです。
相手のことを一人一人思い、結婚式に列席いただいたメッセージを添えましょう。
『お近くに起こしの際はぜひお立ち寄りください』と付け加えるとかなり印象が良い一言になります。
年賀状の一言と結婚報告
普段は仲良くしているが何らかの事情で結婚式に出席出来なかった友人や、遠方に住んでいる人への結婚報告を兼ねた年賀状には、『こんな人と結婚しました』とわかるように、二人の顔がはっきりしている写真を選びます。二人の仲の良さが伝わるものが良いですね。大きい写真1枚か、小さな写真を2~3枚で構成すると良いです。あれもこれもと何枚も入れるとまとまりのない年賀状になってしまいます。
どんなに二人が幸せいっぱいでも、やはりキスやお姫様抱っこは不快に思う人もいます。受け取る相手を考えながら、慎重に選びましょう。
結婚報告を兼ねた年賀状でしたら、報告が遅くなったことをお詫びする形が良いでしょう。
仲の良い友人宛だと少しくだけた表現で『こんど新しい家に遊びにきてね』や『おかげさまで素敵な結婚式になりました』などの一言を書き添えてみましょう。
年賀状だけの付き合いの人への一言
結婚報告をしていなかったり、関係が希薄になっていたりする間柄の人には、二人の結婚写真ではなく、例年通りの干支のイラストなどのものを選びましょう。
ただし、女性(時には男性も?)は名字が変わっているので結婚に関して何も書かれていないのは不自然になります。年賀状の空いたスペースに結婚報告の一言をさらりと入れるだけにしておきましょう。
年賀状に結婚報告の一言を!まとめ
年賀状には「こうじゃないといけない」という決まりはありません。
お付き合いの関係の深さで文面と表現を変え、相手が読んだ時に幸せな気持ちになれるような一言を書き添えるようにしましょう。
決まりはなくても、手書きの一言があるのとないのとでは印象がガラリと変わってきます。
気持ちよく新年を迎えるためにも、是非一言を添えるようにしてみてくださいね。