12月25日が終わって26日に日付が変わると、途端にお正月ムードに突入します。
ついに今年も暮れる日が近づいてきました。
お正月の準備が慌ただしい中にも、楽しかったクリスマスの片付けも必要ですよね。
窓ガラスにスノースプレーで描いた『Merry Christmas』の文字や『ソリに乗ったサンタクロース』のイラストなどをペイントしている人は、速やかに除去作業しなければなりません。
だって、除夜の鐘を聞きながら元旦を迎えているのに、窓には『Merry Christmas』って・・・、どう考えてもチグハグですもんね。
しかし、雪のように白いフワフワのペイント、一体どうやって落とせば良いのでしょうか。
スノースプレーを初めて使用した人にとっては、疑問に思いますよね。
そこで今回は、スノースプレーの落とし方について紹介していきます。
ペイントする前にしっかりと磨き上げてあるかと思いますので、ペイント部分だけを重点的に磨き上げていきましょう。
目 次
スノースプレーの落とし方 水を使う
スノースプレーのペイントは、描いて時間があまり経っていない比較的新しいものであれば水だけで簡単に落とすことができます。
比較的新しいものとは、クリスマスイブやクリスマス当日に装飾したものになります。
まずは、スノースプレーのモコモコした表面の粉を、スクレーパーやヘラ、プラスチックの板などで削り取ります。
窓に残っているスノースプレーに、霧吹きなどでシュシュッと水を吹きつけたら、しばらく放置しましょう。
あとは布などで拭きあげるだけで、パッチリ綺麗になります。
スノースプレーの落とし方 中性洗剤を使う
前章でご紹介した方法は、あくまでスノースプレーが凝り固まっていない状態で有効な方法です。
2週間や1ヶ月といった長期でデコレーションしたものは、なかなか落ちてはくれません。
どんなに濡らしても、水だけのチカラではそう簡単には綺麗にならないのです。
そんな時は、中性洗剤に頼りましょう。
どこのご家庭にもある食器用洗剤が一般的には中性洗剤であることが多いのですが、他にも、トイレ用洗剤やお風呂用洗剤にも中性洗剤が使われています。
使い方は、水のときとほとんど同じです。
まずは、スノースプレーの表面をスクレーパーなどを使って、大まかに削りとります。
窓に残ったスプレーあとに、水で薄めた中性洗剤を吹きかけしばらく放置しておけば、布で簡単に拭き取れます。
スノースプレーが頑固に落ちてくれない場合は、根気よく『洗剤を吹いて→しばらく放置して→拭き取る』を繰り返しましょう。
スクレーパーを併用して、洗剤が浸透した部分を少しずつ削っていくと、より早く落とすことができますよ。
スノースプレーの落とし方 成分表で見分ける
スノースプレーの成分表を確認することが出来れば、何を使えば簡単に落とせるかがわかります。
スノースプレーには大きく分けて、アルコール系とラッカー系の2種類に分類されます。
スノースプレー・アルコール系
成分表に、アルコール系が記載されていれば、家庭用のアルコールをティッシュに含ませて拭くだけで落ちます。
こちらは、上記でご紹介したタイプにスノースプレーになります。
スノースプレー・ラッカー系
ラッカー系のスノースプレーとは雪に直接吹きつけるペンキのことであり、窓に装飾するアルコール系とは用途が違います。
もし、間違えて装飾してしまった場合は、画材屋などで売っているペーパーセメント用の溶剤(ペーパーセメントソルベント)を使いましょう。
ティッシュなどに溶剤を含ませて、イラスト拭き上げれば綺麗になります。
布は、マイクロファイバークロスを使用することで、除去時間が大幅に短縮されますよ。
クリスマスの飾りで窓ガラスに描いたスノースプレーの落とし方を伝授!のまとめ
冬のウインドショッピングは、ふわふわのスノースプレーでデコレーションされているので、どのお店も本当にワクワクさせてくれますよね。
見るだけなら楽なのですが、自宅の窓を装飾すると、なかなか掃除のことまで気が回らないものです。
時間が経つと、少々頑固にこびりついてしまうスノースプレー。
簡単に落とすコツは、クリスマス当日にスプレーして、翌日には消してしまうことです。
あとが残ってしまう場合は、中性洗剤を使って楽に除去するようにしましょう!
是非、試してみてくださいね。