インフルエンザ症状の初期症状に迫る!A型B型の違いと免疫力の付け方

健康・からだ


冬が近づき空気が乾燥し始めると気になるのが、毎年猛威を振るう『インフルエンザ』ですよね。

昨年インフルエンザに感染して苦しい思いをした人も、そうでない人も、インフルエンザの抗体の有効期限は1シーズンですので「今年は感染しない」とは言い切れません。
インフルエンザの予防接種を受けていたって感染する時は感染するものです。

そこで今回は、体に異変を感じ、それがインフルエンザなのか、ただの風邪なのかの区別をしていきたいと思います。また、A型B型のそれぞれの特徴と日頃からの免疫の大切さを紹介していきます。

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インフルエンザ症状の初期症状と感染からの期間


「何だか体がだるいし熱もあるみたい。鼻も出るし、風邪かな?」と、体の異変を感じて自己診断している人は要注意です。その体調不良はインフルエンザに感染しているかもしれません。
インフルエンザに感染・発症・完治までの時系列は次に通りです。

① 感染したら体の中に1~3日間身を潜める。潜伏期間は個人差があり1週間も発症しないことも。
② 発症すると突然の高熱・関節の痛み・気怠さを感じる。
③ 少し遅れて咳・喉の痛み・鼻水などの呼吸器症状が現れる。
④ その後腹痛・吐き気などの消化器症状を訴える。
⑤ ②~③が3日程続く。
⑥ 風邪のような症状が残る。
⑦ 10日前後で落ち着き、治癒する。
以上のことから、インフルエンザを発症すると『急な高熱』と関節痛・筋肉痛・気怠さなどの『全身症状』が現れます。その後に風邪に似た症状が出ますので、少しでもインフルエンザを疑った場合は速やかに病院で診察を受けるようにしましょう。

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他にも、インフルエンザの特徴として挙げられるのが、『季節性』で日本では11月~12月頃に流行り始め、1月~3月にピークを迎えます。症状の『進行が急激』で38℃~40℃以上の高熱が出ます。

インフルエンザ症状はA型B型でどうちがうの?

インフルエンザにはA型・B型・C型の3種類の型があります。

「えっ!C型!!?」と思われた人もいるかもしれませんが、C型は免疫力が弱い5歳以下の子供にかかりやすいものです。大人にかかることもあるのですが、殆どは『風邪と間違われる』程度なので話題にも上りません。免疫もほぼ一生持続するので、生きている間に2回以上かかることはありません。

問題なのはA型とB型です。その後特徴をみていきます。

インフルエンザA型

人以外にも、鳥・豚・馬などにも感染する。(鳥インフルエンザもA型)

12月~1月に大流行する。

●ウイルス内部で多様に変異するため144種類も存在。新型・香港型・スペイン型・ロシア型などもA型からの派生。

●症状:38℃以上の高熱と全身症状。解熱にかかる時間は1日程度。

◎インフルエンザのワードで連想されるのは大抵A型。最も感染力が強いので非常に厄介。症状が重症化しやすいので、体への負担はかなり大きい。

インフルエンザB型

人のみに感染する。

2月~3月に流行する。

●定期的に変異するが2種類しか存在しない。

●症状:呼吸器症状が強く現われ、消化器症状も起こりやすい。高熱にはなりにくい。解熱にかかる時間は1日半~2日程度。

◎感染力は強いが多くの人が免疫を持っているのでA型程流行らない。症状はA型より軽い。ウイルスは定期的に変異しているので、数年後には負担可能性がある。

◎感染していることに自覚しにくいため体内にウイルスが残留する期間が長くなり、身近な人に感染させてしまう可能性が高まる。

インフルエンザに負けない免疫を付けたい

成人の場合、インフルエンザに感染しても75%の人は発症しないそうです。症状が出たとしても咳や鼻水程度で治まります。これは自分でも気づかない内に抗体を獲得しているからです。

高熱が出るのはウイルスの増殖を許してしまった時と言えます。このことからも分かるように、免疫力を高めることである程度の発祥を防ぐことが出来ると言えます。

インフルエンザにかからないための免疫力アップ有効手段として、基礎体温をあげることが挙げられます。ダイエットなどにも繋がりますが、適度な運動と規則正しい生活スタイルを心がけ、バランスの良い食事を摂るようにしてください。

ストレスや冷え性などで免疫力が弱まるとウイルスに負けてしまい、増殖を許して仕舞うことになります。

インフルエンザの初期症状や種類のまとめ

明らかに風邪と症状が違うインフルエンザ。

さっきまで元気だったのに、急に気怠くなり悪寒と高熱を発症したら無理をせず、すぐに病院で診察を受けるようにしましょう。

体内に抗体が出来たとしても1シーズンしか持続しませんし、予防接種を受けたとしても100%防ぐことは不可能です。「抗体が出来たから」「予防接種を受けたから」と安心せずに、手洗いやアルコール消毒などの予防は欠かさないようにしてくださいね。

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