子供が脱水症状になったかも?!見分け方と対処法!病院に行く目安

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子供は大人と違って多くの水分を蓄えています。

その証拠に、子供の肌はモチモチムチムチと弾力がありますよね。

体内の水分には大きく分けて二種類に分類することができ、細胞が抱え込んでいるものと、細胞の周りに身に着けているものとがあります。

前者(細胞内)の量が大幅に変わることは大人も子供もほとんどありません。

後者(細胞外)の水分が大きく減少してくると脱水状態となるのです。

大人の水分量は身体全体の60%
細胞の内側の水分量:細胞の外側の水分量=2:1

子供の水分量は身体全体の80%
細胞の内側の水分量:細胞の外側の水分量=4.5:5.5

比べて分かる通り大人よりも子供の方が、増減すると言われる『細胞外の水分量』を多く占めています。

この違いから子供は脱水症状に陥りやすいといえるのです。

そこで今回は、子供が脱水症状になったかもと疑わしい時の状態の見分け方とその症状、そして脱水症状に対する対処法をまとめました。

ご参考にされてください。

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子供が脱水症状なのかの見分け方

子供は大人よりも汗をかきやすいです。それは変動しやすい『細胞外の水分』を多く持っているからに他なりません。

子供は遊びに夢中になったり、何かに熱中していたりすると汗をかいていることにも気付かずに、体内の水分が減少しているということがよくあります。

また、病気により嘔吐・下痢からも水分が減って、結果的に脱水症状に陥ることがあります。

脱水症状には軽度・中等度・重度の三段階に分かれています。

子供の様子をみながらどんな状態かを見極めましょう。

軽度の脱水症状

見た目は変わらないのでわかりにくいので、子供の顔を良く見てあげるようにしてください。

一番症状が出やすいのが『唇』です。

子供の唇が少し乾燥しているようであるなら、もしかしたら軽度の脱水症状になっているかもしれません。

それに伴って、鼓動(脈拍)がいつもより早くなっていたり、おしっこの量が少なくなっていたら脱水症状になっている可能性があります。

中等度の脱水症状

軽度の脱水症状に気付かずにいると、子供の水分はどんどん減っていきます。

うっすら乾燥していた唇はより乾燥が進み、皮膚の色が浅黒くなってきます。

鼓動(脈拍)は早いが、打つチカラは弱くなってきて落ち着きがなくなってきます。

血液の循環がわるくなるので顔色も良くなく、手足を触ると冷たく感じるでしょう。

汗の出が悪くなっているのは、体内の水分が減っているからなので、判断を誤らないようにしましょう。子供が泣いているのに涙が出ない状態もあり得るので注意が必要です。

子供の爪を押して、ピンク色に戻るまでに要する時間が2秒以上かかるなら中等度の脱水症状といえます。

重度の脱水症状

乾燥が更に進んで唇がカラカラになってしまいます。

呼吸がゆっくりと深くになり、身体もグッタリと重そうになってきます。

ここまで来ると体内の水分がかなり減った状態ですので、皮膚の弾力が失われてしまっています。顕著に現れるのが腹部です。

子供の爪を押して、色が戻ってくのに3秒以上かかるようなら重度の脱水症状と判断することができ、かなり危険な状態です。

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唇の乾燥・顔色・脈拍などから、子供の異常を早めにキャッチしてあげてください。

子供が脱水症状になった時の対処法はコレ!

幼い子供は身体の調節機能が未発達ですので、体内の水分を失いやすくなっています。

体内から失った分だけの水分を入れてあげるという発想でOKですのでこまめに水分補給をすることが大切になってきます。

どんなに気をつけていても、子供の脱水は大人が考えているよりも進行が早いので、気付いたら脱水症状を起こしていることもあります。

脱水症状に推奨されている飲料水に『経口補水液』がありますが、なかなか購入することがありませんので、実際に使いたい時に手元になくておろおろしてしまいますが、ここは慌てず騒がず落ち着いて『りんごジュース』を準備しましょう。

でもチョット待って!
そのまま飲ませてはいけません。

濃度の濃いりんごジュースを飲ませると浸透圧で、腸の細胞が抱え込んでいる水分を出していまい逆効果になってしまいます。

変な喩えですが、ナメクジに塩をかけた状態に似た現象が、腸内で起きてしまいます。

必ず希釈したものを与えてください。

希釈したりんごジュースの作り方

100%のりんごジュースを水で二倍に薄めます。
薄めたりんごジュース1リットルの量に対して、塩を3g混ぜたら完成です!
経口補水液やポカリスエットのようなスポーツドリンクは、子供にとって馴染みがないため嫌がって飲んでくれないことがありますが、りんごジュースだと飲みやすいので抵抗なく口にしてくれますよ。

子供の水分補給には経口補水液よりも、希釈したりんごジュースがおすすめです。
ポイント
りんご風味のジュースでは電解質維持液としては役不足ですので、りんごジュースを与えましょう。

果物のりんごしかない場合、りんごをよく洗って皮ごとプラスチック製のおろし器ですりおろしましょう。

りんごはほとんどが水分で出来ていて水分補給には最適ですし、整腸作用にも効果的です。

子供の脱水症状で病院に行く目安とは?

前章でご紹介した中等度・重度の脱水症状が診られる時は病院を受診されたほうがよいでしょう。

子供の脱水症は悪化するのが非常に早く、周りの大人の気付きが送れると最悪の場合、腎不全や脳内出血などを引き起こすことがあります。

腎不全になり腎臓の機能が失われると元に戻ることがなく、一生を人工透析で過ごさなくてはなりません。

脳内出血を起こして脳が圧迫されダメージを受けると、脳もまた一度機能を失うと再生することがありません。

ダメージを受ける場所によって一部または全身付随となります。言語障害・視力障害・記憶障害と、様々な障害として後遺症が残ることにもなり兼ねません。

経口補水液・りんごジュースを飲んでも、以下の症状が改善されないようなら病院を受診してください。

●水分を与えても嘔吐する
●水分を与えても飲み込めない
●身体がぐったりしている・手足が冷たい
●おしっこの出が悪い・何時間も出ない

子供が脱水症状になったかも?!見分け方と対処法!病院に行く目安のまとめ

子供の身体は水分が抜けやすく乾燥しやすいです。

元気よく遊んでいる時や、また病気の時は気を使い、身体から出ていった分量をこまめに補給してあげることが肝心です。

特に病気をしていて食べ物も飲みものも吐き出している場合は、「体力を消耗させるから可哀想」だから何も与えないのではなく、脱水症にならないために少しずつでも水分補給をすることが大事です。

子供は大人の3倍の水分補給が必要です。

子ども自身は、水分がなくなっているのかなどは理解していませんので、大人である・親であるあなたが子供の状態を良く観察して、適切に対処してくださいね。

日中はもちろんですが、寝る前や寝起きや風呂上がりなど、水分をとるようにしましょう。

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