花粉症を患っている人にとってマスクは必要不可欠です。
でも花粉症なんかにかかっていなければ、マスクなんて使わないのにという人も多くいるのではないでしょうか。
私個人の話で恐縮ですが、食品会社の工場で働いていた時の作業スタイルが、白衣・長靴・エプロン・マスク・手袋着用必須でした。
マスクをして会話をするとどうしてもマスクと唇が触れるので、ルージュが口の周りにベタベタついてしまいますのでルージュを止めました。
マスクが肌と触れ合うことで顎のラインに赤い吹き出物が出来るようになりました。しかも呼吸でマスクの内側は蒸れ、口の周りにも吹き出物が出来、とても女性の肌とは思えないほどの痛々しくみすぼらしい顔になったのです。
花粉症の人も同じ『マスクをつける』ということに着目すれば、蒸れなどで吹き出物に困っているのではないかと思いますが、いかがでしょうか。そんなことないですかね。
そこで今回は、マスクをつけなくても花粉を取り込まないようにする方法に出会いましたので、ご紹介したいと思います。
これでマスク要らず!口元がスッキリしますよ。
目 次
花粉症に有効な薬は塗るタイプ
花粉の侵入を防ぐためのバリケードであるマスクを着用しないという、夢のような薬があるのをご存知でしょうか。
鼻の周りに塗って使う『塗るマスク』です。
「鼻の周りに薬を塗っても、鼻の穴を塞いでないから意味ないやん」と思いますよね。私も思いました。
これは、プラスイオンとマイナスイオンに着目した仕組みとなっていました。
地球上にあるもの全てが物質です。人間も花粉も、地球上に存在するものなので地球を含めて全て物質で出来ています。
このプラスとマイナスのバランスが崩れた状態で別の物質と触れ合うと一気にマイナス電気が移動します。この時バチッと起きるのが『静電気』です。
この原理が利用されました。
塗るマスクとは、鼻の周りや顔全体に塗布することで目に見えないプラスのバリアを作り、イオンの力で花粉から鼻腔を防ぎます。
プラスの電気を帯びた花粉やホコリは弾き飛ばし、マイナスの電気を帯びた花粉やホコリはプラスのバリアに吸着され鼻の穴に入ることを許さないという仕組みになっています。
エーザイ株式会社『クリスタルベール』
クリスタルベールをご紹介します。
●眠くならない
●化粧の上から使える
クリスタルベールの使い方はとても簡単です。チューブからゴマ粒大のジェルを一滴、指でなじませて鼻の周りに薄く塗るだけです。
花粉はもちろん、0.1マイクロメートルのウイルスの侵入をもイオンの力で減少させます。※ウイルスに関しては屋内空間で有効です。
一回の塗布で効き目は3~4時間持続しますが、鼻をかんだり触ったりすることでジェルが取れてしまいます。こまめな塗り直しをすることが大切です。
化粧の上からでも塗れるというのは、女性にとっては本当に嬉しいですよね。
一本で約150回も使えるなんてかなりお得です!
フマキラー株式会社『アレルシャット』
アレルシャットをご紹介します。
アレルシャットには、花粉イオンでブロックと、ウイルスイオンでブロックとありますが、成分は同じだそうです。
使用期間が異なるために花粉とウイルスで区別されています。
ですので、どちらのタイプを使用しても花粉からウイルスまで効果があります。
アレルシャットの使い方も簡単です。シュッと顔に一吹きするだけで顔全体にプラスのバリアが出来ます。
こちらも化粧の上からスプレー出来るので楽に使えます。
一吹きで持続する効き目は2~3時間と、クリスタルベールに比べると少し短いようですが、顔全体にスプレーするので目の粘膜にもアプローチしてくれます。※マスクの上からスプレーしても効果はありません。
一本で約160回分使用可能ですが、持続時間を考えると一日に5~6回の塗り直しが必要となるでしょうから、減り方が早いかもしれませんね。
クリスタルベールとアレルシャットを併用
例えば、通勤中はアレルシャットで顔全体をプラスイオンでブロックし、オフィスビル内での仕事中ではクリスタルベールに切り替える・・・というように、TPOに合わせて使い分けるのもアリなのではないでしょうか。
塗るマスクのまとめ
物質のプラスとマイナスの特性を利用したマスクです。
鼻の周りや顔に塗布するだけでプラスイオンのバリアが出来て、花粉やウイルスの侵入を減少させるとは驚きです。
花粉やウイルスだけでなく、ハウスダストなどにも効き目がありますので、アレルギー性鼻炎の人にはもってこいの商品です。
ただし、100%侵入をカットできるものではありませんので、通常のマスクを併用することで、より効果を発揮します。
マスクが肌に合わない人は花粉対策に『塗るマスク』で、花粉と吹き出物から身を守るをおすすめします。