静電気が起きる原因とは?乾燥と雨との関係と血液ドロドロ改善せよ

冬に関すること

夏が終わって冬が近づいてくると、深刻な悩みが到来します。

 

静電気です。

 

静電気って、なんで寒い時期になるとバチバチするのでしょうね。

 

スカートや洋服がまとわりついたり、マフラーに髪の毛が吸い付いたり、ドアノブに手を伸ばせば青白い稲妻が走るし。

 

どうかしたら、知らない人とすれ違いざまに接触してバチッ!となることもあります。

 

できることなら、静電気知らずの体になりたいですよね。

 

そこで今回は、静電気が起きる原因についてまとめました。

 

なぜバチバチするのか、なぜ冬だけなのか、なぜ雨が降った日はバチバチこないのか・・・。

 

静電気を撃退するためにも、まず静電気のことを知る必要がありますね。

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静電気が起きる原因とは?

この地球上に存在ありとあらゆるものが物質であり、物質にはプラスとマイナスの2種類の電気がバランスよく存在します。

 

物質とは、鉄・ガラス・紙・土・木・動物・人間・花粉・ウイルスなどのこといい、逆に物質でないものとは、光・熱・音・電気・放射線などのことをいいます。

 

普段は、物質の中のプラスとマイナスのバランスが保たれているので、電気は流れていること自体に気づきません。

 

でも電気は流れています。

 

たとえば、スマートフォンのタッチパネルを指で触れて操作すると反応してくれますよね。

 

あれは人間に流れる静電気を利用した仕組みで、スムーズな操作ができるようになっているのです。

 

話をもとに戻して。

 

2つ以上の物質同士が接触したり摩擦されたりすると、マイナスの電気が一方の物質へと移動するのです。

 

マイナスの電気を受け取った物質は、マイナスの数が増えてマイナス電気の性質になります。

 

マイナスの電気を奪われた物質は、マイナスの数が減ることでプラス電気の性質になります。

 

こうしてお互いの物質間でのマイナス電気のやり取りによって、電気のバランスが崩れてしまい、静電気を溜め込むという現象が起きてしまうのです。

 

バランスが崩れた状態で、電気が流れやすい金属に触れてしまうと・・・マイナス電気がプラス電気の方へ一気に流れるので、あの嫌なバチッという衝撃が走るのです。

 

 

静電気と乾燥と雨の関係とは?

静電気が起きる原因は、2つ以上の物質が接触したり摩擦されたりすることで発生することがわかりました。

 

・仕事で営業周りをしていても

・夕食の買い出しにスーパーに行っていても

・勉強しているときも

・ゲームに熱中しているときも

・テレビを見ながらお菓子を食べていても

・デートを楽しんでいる間も

・寝返りをうっても

 

何かしらの行動をすることで、少なからず静電気を発生させていたというわけです。

 

しかし、人間の行動パターンは夏でも冬でも大きく変わることはないのに、なぜ冬のほうが強い静電気を感じるのでしょうか。

 

それは、乾燥や湿度が大きく関わっているからに他なりません。

 

静電気と乾燥と雨

冬は夏と違って、空気がカラッカラに乾燥しています。

 

単純に『乾燥しているから静電気が発生しやすい』というのは、100点満点の答えではありません。

 

なぜなら夏も冬も、物質同士の接触や摩擦が起きている限り静電気は同じように発生しているからです。

 

では正しい答えとしては『冬は湿度が低いため、上手に自然放電ができていない』という表現の方が正解となります。

 

乾燥しているから静電気が起きているのではなく

湿度が低いから自然放電がうまくできていない

 

夏も冬と同じように静電気を発生させているのですが、空気中の水分が体の表面を膜のように覆うことによって、静電気の逃げ道を作り溜め込むことなく素早く分散してくれていたのです。

 

だからどんなに寒い日でも、雨が降る日は湿度が上がり、静電気が起きることはありません。

 

また真夏でも、エアコンによってしっかりと除湿した部屋だと、静電気は起こるのです。

 

空気中の水分って、ドラえもんの便利道具『通り抜けフープ』みたいですね。

 

静電気を予防するなら血液ドロドロを改善すべし!

静電気を起こしやすい人は、どちらかと言うと不健康な人が多いです。

 

「わたし、静電気持ちなんだよね」と言っている人がいますが、大体、冷え性だったり肩こりだったり風邪をひきやすかったりします。

 

風邪を引きやすいのは、溜め込んだ静電気の力によって菌やウイルスまで引き寄せているからなのです。

 

怖いですね~。

 

現代を生きる人は、不規則な生活・食事の欧米化・ストレスなどによって秩序が乱れ、体がプラスに偏って体内酸化状態に陥ってしまっています。

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もしそのまま体内酸化状態を改善せずに放置し続けると、体の中のイオンバランス(プラス電気とマイナス電気)が崩れたままということなので、血液がずーーーーっとドロドロの状態になるのです。

 

静電気が起きやすい

体内がプラスに偏っている

血液がドロドロ

ウイルスを引き寄せる

風邪を引きやすい

 

静電気持ちの人は、何一つ良いことがありませんね。

 

健康な人は、体内を駆け巡る血液が弱アルカリ性で皮膚表面が弱酸性とされているので、その状態を目指した食事に切り替えていきましょう。

 

血液に良いとされている食べ物

血液をサラサラにするために、カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムが含まれた食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

 

野菜・豆類・イモ類・海藻類などです。

 

ミネラルウォーターは、ドロドロの血液をサラサラにしてくれる効果が期待されます。

 

水分補給は、季節に関係なく1日に2リットル程度とるようにすることで、静電気対策になります。

 

コーヒーはアルカリ性飲料なので、血液浄化をうながすリン酸カリウムが含まれた体に良い飲み物です。

 

ミルクやシロップはいれないで、ブラックで飲むようにしてください。

 

静電気が起きる原因とは?乾燥と雨との関係と血液ドロドロ改善せよのまとめ

わたしたち人間も物質なので、常にプラスとマイナスの電気が流れています。

 

そのプラスとマイナスのバランスが崩れたとき、静電気を溜め込みバチッという痛い思いをしていました。

 

ずっと水分にヒタヒタにしていることができればいいのですが、そうもいかないので、マイナスとなる野菜や豆類などを積極的に摂取する必要があります。

 

体を健康に保つ努力が、静電気持ちの体質を改善してくれるので、食生活だけでなく生活習慣も見直していくようにしましょう。

 

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