成人式に行かない理由はぼっち!参加しない人は後悔する親不孝者?

成人式 行かない ぼっち 後悔 親不孝冬に関すること

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新年を迎え最初に訪れる式典が冠婚葬祭の『冠』にあたる『成人式』がやってきます。

二十歳を迎える若者が大人へと成長し、また、成人する喜びを祝う式典が自治体主催で執り行われます。

小学校・中学校・高校と学び舎で青春を謳歌し、その後は大学に進学し更に高い学問に勤しむ人、大学へは行かず就職し社会に出る人と、それぞれの道を進み日々を懸命に過ごされているかと思います。

どんな道を選んでいても、二十歳の誕生日を迎えると自動的に成人として、ひとりの大人として扱われるようになるのです。

これまで制限されていてことが解除され、自分の意志で決断することが出来るようになります。両親の同意が必要なくなるわけです。

また、大人になることで、義務が発生するようにもなります。自分の行動には自分で責任を持たなければなりません。

そういった『自覚』を認識するために、成人式では、市長などの祝福の言葉だったり、激励の言葉だったりをいただくのです。

しかし中には「私は出席しない」「意味がないから行かない」という人も見受けられますよね。

「行ってもひとりぼっちになりそうだから」という理由で行きたくないという人も少なからずいます。

さて、成人式は出席しなくても良いものなのでしょうか?

みんなは参加するのに「行きたくない」「気が進まない」という理由で欠席するのは道理に反しているのでしょうか?

今回は『成人式に出席しない』ことにスポットをあてて、行くべきか、行かざるべきかについてご紹介していきます。

ご参考になれば幸いです。

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成人式に行かない理由はぼっちになりたくないから

『ぼっち』とは『ひとりぼっち』という意味です。

小学校・中学校・高校と、無難に勉強だけをし卒業してきた人にとっては友人と呼べる人が少なく、成人式に参加しても再会を喜ぶというイメージが湧いてきません。

むしろ再会を喜び合う人たちの中で、自分だけが孤独を感じるというイメージの方が強く湧いてくるのではないでしょうか。

若しくは、小・中・高と長い年月を通して、良い思い出がない人にとっては尚更ひとりぼっちになる恐怖、会いたくない人に遭ってしまう恐怖すら感じているかもしれません。

こんなにも苦しい思いをしながらも成人式に参加しなくてはいけないのか?周りが行けというから行かなければならぬのか。と自問自答を繰り返してしまいます。

それって、考えるだけで苦しくないですか?

今日この日を境に、その苦しみから開放されてください!

結論からいうと、成人式に出席する必要はありません!

大切だからもう一度言いますね。『成人式に行かなくて良いんですよ!』

成人式に行かなくて良い理由

冠婚葬祭の『冠』だからって、絶対に出席しないといけないということはありません。

成人式自体が『任意』であり『強制参加』ではないからです。

成人式に行かないと一生後悔するというのは行く人の理屈でしかなく、必要性を感じないから行かないと選択したあなたにとっては、後悔の対象にすらならないでしょう。

近年の成人式とは、騒いだもん勝ち・目立ったもん勝ちといった傾向が強く出ています。

もちろん成人する人全員ではなく一部の人に限るのですが、厳かな中で執り行われる式典とは掛け放て仕舞っているのが現状です。

第一礼装である振り袖を大きく着崩したり、特攻服を身にまとってみたりと、どんちゃん騒ぎのオンパレード。

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そのような自分だけのお祝いをされている人のために、あなたが気分を害するくらいなら、欠席した方がうんとマシです。

成人式に行かないと後悔する?

先ほども述べた通り、成人式に行かないと一生後悔するというのは行く人の理屈です。

しかし、少し考えてみてください。

『ひとりぼっちが嫌だから』とは言いますが、成人式は友達に会うために開催されているわけではありません。

成人する人に、社会人としての自覚を持ってもらうための式典です。

市民ホールなどの会場へ行き、準備された椅子に座って、市長の話を聞くだけのことです。

クラスで集合することもなく、1人で参加することは大にしてあり得るのです。

もしかしたら、「久し振りー!会いたかったよー!」なんて、相手の方から声を掛けられるかもしれませんよ。

成人式は人との繋がりの有り難みを感じられる場にもなります。

周りの人の行動や言動を見て聞いて、自分はどれくらい成長出来たかをはかるには良い機会になります。

長い人生に於いて色々な式典がありますが、『成人式』だけは一生の内に一度しか訪れないのも事実です。

もし、ほんの少しでも『行かなきゃ後悔するかな』『あの時行っとけば良かったって、思うんやないやろか』という迷いがあるなら、成人式に参加することをおすすめします。

行かずに後悔するよりは、行って後悔する方がよっぽどマシですぞ。

成人式に参加するなら

行くと決めたら、やはり第一礼装である振り袖を着て参加してきてください。

ワンピースやスーツで参加する人もいますが、今後は大人として振る舞っていくという覚悟を決めるためにも、振り袖は一役買ってくれます。

人によっては僧侶や自衛官の制服など、就職した職業の正装姿の人もいらっしゃいます。

同じ和装なら動きやすい袴っていう選択肢はどうなのでしょうか?『成人式の式典で袴姿の女性は変?かっこいい?おかしいと言われる理由』を一緒にご参照ください。

成人式に行かない子供は親不孝?

成人式参加しないことを決めたのはいいが、今まで大切に育ててくれた親のことを考えたら、やはり行ったほうがいいのではないか?という思いがよぎるかもしれません。

親不孝となるのではないかと。

確かに親としては『人並みに綺麗な振り袖を着せてあげたい』『成人式に参加させてあげたい』と思っているものです。

でもどの親御さんも、成人式には行きたくない・振り袖を着たくないと、本人が思っているなら無理強いはしません。

あなたが考えて導き出した答えを尊重したいと思っています。なぜ行きたくないのかは問われると思いますがね。

しかしその時こそ、あなたは自分の考えをしっかりと親に伝えましょう。

あなたの言葉に成長を垣間見て、ひっそり嬉し涙を流すかもしれませんね。

決して『親不孝』と考える必要はありませんよ。

成人式に行きたくない理由はぼっちのまとめ

成人式は必ずしも行かなければないないものではありません。任意参加なのですから、無理に行く必要はないのです。

式典に参加しなくても、前撮りや後撮りで写真を残すだけで大満足という人もいます。

振り袖を着て親戚の家を訪問し、食事と記念撮影だけで十分という人もいます。

要は、あなたなりの成人式を迎えたらそれで十分なのです。

何も考えず、ダラーッと過ごすのはよくありませんので、そこは履き違えないようにしてくださいね。

最後に、さくらももこさんの言葉をご紹介します。

『成人したかどうかは自分が決める。勝手に決められたタイミングで成人したくない』

言葉からも分かる通り、さくらももこさんは成人式に出席していません。

考えは人それぞれです。そして、まだまだ考える時間はあります。どうか、有意義な成人式をお迎えくださいね。

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