70代のダイエット方法の注意点だ!糖尿病改善の秘訣は食事と運動!

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あなたのお母さんの体型・・・。心配ですよね。

実は私の母もなんです。

先日遂にかかりつけの医師から「もう糖尿病と診断せざるを得ないです」と言われ、母がしょんぼりして帰宅してきました。

そこで母が一言!

「お母さん、今日からダイエットするから!お菓子(間食)には誘わないでね!」

鼻息荒く決意表明をしたのはいいのですが、なんせ非常に意志が弱い母。しかもいつもお腹が満たされていない様子。

ご飯好き、甘い物大好き。お腹が空いていなくても三度の食事は当たりまえ。

そんな母のダイエットを成功に導くために娘は色々と大変なのです。

そこで今回は、70代以上の高齢者のダイエットについてまとめました。

年齢に限らず、ダイエットに大切なのは『食事』と『運動』です。

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70代のダイエット方法の注意点~守ってほしいこと~

一般的な話しをします。

本来、70や80といった高齢になった人は、全身が細くなっていることが多いです。

それは、加齢が原因の筋肉量の低下・基礎代謝の低下により『筋肉がやせ細った』からなのです。

決して『脂肪がついていない』のではありません。

女性は通常皮下脂肪が多く内臓脂肪が少ないのですが、更年期以降は男性同様女性も内臓脂肪が付きやすくなります。

痩せてスレンダーな高齢者でも、それなりに脂肪はついているということになりますね。

ただし、多少脂肪がついている方が健康そうで若く見られますし、痩せすぎているよりも長生きをするというデータがあります。

無理に脂肪を減らす必要はありません。

多少なら良いのですが、異常なまでにドラえもん体型の私の母のような体型は別です!

老若男女問わず、太り過ぎはどう考えても不健康そのものです。

母本人も「痩せたい」と言っていますので、今回ばかりはしっかりと結果を出してもらいますよ!

とは言うものの、一昔流行ったブートキャンプや、最近流行りの加圧トレーニングなどは高齢者の身体には負担がかかりすぎて不向きと言えます。

焦るのはわかりますが、ここは自分の身体を把握して、無理なく体重を減らしていくのが無難なやり方です。

若者と同じメニューで急激にダイエットをすることは絶対に避けましょう!

半年なり一年なり長いスパンで徐々にゆっくりと体重を落としていくようにしていきましょう。

70代のダイエット方法~食事療法~

食事でとっている糖質・脂質を、今の量の半分ほどに減らすようにしてください。

他の栄養素に関しては、健康面から考えると減らさないようにすることです。あくまで減らすのは『糖質』と『脂質』です。

例えば、白米・パン・せんべい・飴・・・誰しもが好んで口にするような食べ物ですね。

これらはほとんど糖質で出来ており、メインエネルギー源に利用されるものですが、タンパク質などと違って、利用されない分は身体に蓄えられてしまいます。

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糖質をエネルギーに変換し使い切ることができれば良いのですが、高齢者は若い頃と比べて身体を動かすことがほとんどなくなりますよね。代謝も落ちていますし。

人間の身体は不思議なもので、使いきらなかった糖質を、いつ使うかわからないその日のために脂肪として溜め込んでしまうという、超貧乏性にできているのです。

若い頃と同じような食事をしていてはいけなかったのです。

まずは食生活の見直しをしましょう。

脂肪がたまるのは、普段の食事が多すぎるからと言えます。

ご飯をあまり食べないけど太っている高齢者に共通して言えるのが、おやつをちょこちょこ食べている事が多いことです。

お饅頭などを間食しているなら、それは控えるようにしましょう。

間食をしなくても済む程度に、三食のご飯をしっかり食べるようにすると、お饅頭を間食しなくてもお腹が満たされますね。

だらだら食べることもやめるようにしてください。

脂っこいものなどを控えるようにしましょう。

舞茸を毎日取るようにすると、40日で10kgの減量に成功した例があります。

夕食で糖質を減らすと、その分朝起きると糖質エネルギーがなくなっているので、朝食はしっかり取ったほうがよいです。

こうして原因を排除していけば、自然にお腹の脂肪も減っていくものです。

『70代女性がダイエット挑戦!お嬢様jewelの効果は?実体験を大公開』も併せてご参照ください!

70代のダイエット方法~運動療法~

先にも述べましたが、高齢者の激しい運動は身体に負担がかかりますので、絶対にしないようにしてください。

全く運動(身体を動かすこと)をしていないのならば、まずは散歩がてらウォーキングから始めるのがおすすめです。

朝・清々しい空気を吸い込みながらの散歩と、夕方・太陽が沈み日中の日差しが和らいだ時間の二回を、自分の無理のないペースで歩いてみましょう。

散歩といっても、目的がないとなかなか外出しようとは思い立たないでしょうし、同じ風景で変わり映えしなければつまらなく感じて続かないかもしれません。

ですので興味のあることや趣味など、何かしらの用事を作って外に出る機会を設けるようにしてください。

散歩以外で運動するなら、腰や関節を痛めない程度のストレッチや柔軟体操で十分な引き締め効果があります。

入浴後に水分補給をして30分の休憩を入れてからストレッチをするとよいですよ。

70代のダイエット方法の注意点だ!糖尿病改善の秘訣は食事と運動! のまとめ

70代は身体の不自由さを感じ外出する機会が少しずつ減っていきます。

外出をしないと、運動不足になります。

しかし一日中家にいると暇を持て余してしまい、テレビを見ながらだらだらとお菓子などに手を出してしまいます。

動かさない身体に糖質を投入すると、エネルギーとして使わなかった分は脂肪として蓄積していきます。

脂肪が増えると、また更に身体を動かすことが億劫になり・・・。

悪循環ですね。

娘としてお母さんのために出来ることは、あなたが休みの日にお母さんと一緒に散歩を楽しむことです。

お母さんを外に連れ出してあげましょう。

あなたが仕事で散歩が一緒に出来ないなら、ちょっとした買い物をお願いしてみましょう。

親は、どんなに大きくなっても子供の頼みは利いてあげたいと思うものです。

外に出る機会を作ってあげましょう。

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