除草作業。
草取り作業は本当に骨が折れる作業ですよね。
時間がかかるし腰は痛くなるし、日焼けするし汗かくし。
一日かけて頑張ってやっとキレイに除草したと思っても、半月もしない間にまた新しい雑草が生えて元通り。
雑草との闘いは、正にイタチごっこですよね。
特にスギナは厄介で根付いてしまったら最後、アスファルトさえ突き破ってしまう生命力溢れる強烈に強い雑草なのです。
なんとかこの作業から免れたい!・・・と思っているあなた。
少し大変な思いをするかも知れませんが、今後の人生を快適に暮らせる雑草が生えてこない環境を作りませんか?
何もしないで手をこまねいているだけで良いのでしょうか?
雑草に、大切な庭を好き勝手に占領されていても良いのでしょうか!
これから先、年齢を重ねることで除草作業は間違いなく体に負担となってのしかかってきます。
除草作業は、今年で最後にしましょう!
そこで今回は、取っても取っても生えてくる雑草を激減させる、撲滅する方法を伝授いたします。
草取りに費やしていた時間を、今後は何に充てますか?
目 次
除草作業にサヨナラ!砂利敷きの威力!
除草作業の王道と言えば、除草剤を撒くことですが、しかし一回撒けば全てが終わるということはなく、以て2~3ヶ月または半年に一度は定期的に撒き続けなければなりませんよね。
また、井戸水を飲水に利用している地域や、ペットを庭で飼っているとか、近隣の木や花壇に影響するかも知れないと思うと、除草剤撒きは躊躇されてしまいます。
そんな環境のご家庭の庭に砂利を敷くことをおすすめします。
砂利を敷き詰めることで、雑草が生い茂ることを防いでくれる上に見た目も良く、庭の環境を良い状態に保ってくれます。
なにわともあれ、砂利を敷き詰める前に除草はしなければなりません。
根気がいる作業となりますが、根っこを残さずしっかりと取り除くようにしてください。
根っこが残っていると砂利を敷いても、また生えてくる原因となります。
整地したあとは、砂利の厚みが均等になるように敷き詰めます。
砂利が少なく、下の土が見えるようではそこから雑草が確実に生えてきます。
また砂利を敷く厚みが10cmを越えてしまうと、歩く時に足が取られてしまい転倒の原因にもなり兼ねません。
砂利は多すぎず少なすぎずを心がけ、5cm程度の厚みになるように敷くのがポイントです。
砂利の隙間に土が入り込まないように気をつけましょう。
砂利選び
砂利には様々な種類があり、値段も様々です。
松の樹皮を砕いた『バークチップ』や、レンガを再利用した『レンガチップ』は優しく柔らかい雰囲気を作ってくれます。
『化粧砂利』にも光沢があってキレイな『玉石タイプ』や自然の石が丸みを帯ながら小さく削れていった『ミックスタイプ』などがあります。
また赤・青・黄色・ピンクなどの色がついた『カラー砂利』なんかもあり、一口に砂利と言っても種類が豊富にあります。
自宅の雰囲気やイメージに合わせて砂利選びをしてください。
砂利の種類にこだわりはないけど出費を抑えたい思いから、安い砂利の上に値段の高い砂利を敷こうとする人が稀にいますが、時が経てば砂利は混じってくるので意味はあまりありません。
砂利の粒が少し細かいものを厚め撒いておくことで、雑草が生えてきたとしても抜きやすい状態にあります。
これだけでも、格段に除草作業が楽になります。
除草作業にサヨナラ!防草シートで更なる効果!
庭に砂利を敷き詰めるだけでもかなり効果的なのですが、敷き方が悪いと効果は半減してしまいます。
あんなに苦労して砂利を敷き詰めたのに・・・。
そうならないためにも念には念をいれて、より強化させるなら砂利の下に『防草シート』を敷くことをおすすめします。
防草シートを砂利の下に忍ばせることで、雑草が生えてくる確率が更に低くなります。
予算や庭のスペースなどに応じて、使用するかしないかを判断されてください。
『防草シート』を張ることで庭が水浸しになるのではないかと心配になるとことですが、特殊な不織布なので水はけは問題ありません。
駐車場スペースに使用して車両が乗っても、簡単にヘタれることもありません。
ただし紫外線には非常に弱いので、砂利でしっかりと覆うのがポイントです。
防草シートを張る注意点
防草シートは非常に良いものから粗悪品までピンきりです。
安易に価格の安いものを選べば、シートを突き破って雑草が生えてくる恐れがありますのでおすすめは出来ません。
『ザバーン防草シート・強力タイプ』は世界的に有名なシートで、スギナ・チガヤ・ヨシ・笹など強い雑草でも抑制してくれます。
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長い目で見るなら、防草シートは良いものを選んだほうが賢明です。
防草シートを張る前はある程度の除草作業は必要です。
しかし砂利の時の様にしっかりと根こそぎ取る必要はなく、細かい雑草はある程度残してしまっても上から防草シートを張ってしまえばいずれ枯れてしまいます。
防草シートを張る時は強風が吹いても飛ばされないように、メーカーが推奨している間隔でピン留めをしていきます。
シートのつなぎ目は10cmほど重ねるようにしましょう。
シートと庭の土が密着するように張っていきましょう。
※似たようなシートでブルーシートがありますが、防草シートの代用品としては使えません。
防草シートを張り終えたら、前章で紹介した通りに砂利を敷いていきます。
砂利を均一にならしシートを隠すことで、紫外線から保護する役割を果たし半永久的に防草してくれます。
除草作業にサヨナラ!Wの効果で雑草と不審者を撃退!
防草シートを張った後に敷き詰める砂利を『防犯砂利』にすることで、空き巣や不審者の侵入を防ぎ防犯対策として有効です。
防犯砂利とは、通常の砂利よりも粒が大きく出来ており、その上を人が歩くと砂利同士が擦れあって大きな音を出します。
空き巣は音を出すことで、近隣住民や歩行者などに気づかれることを恐れていますので、かなり効果的な防犯となります。
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細かいのと大きめの砂利を混ぜて撒くことでも防犯に繋がりますよ。
除草作業にサヨナラ!砂利と防草シートW効果で雑草と不審者撃退!のまとめ
今回は一軒家の庭や玄関先の除草に有効な、砂利と防草シートについてご紹介しました。
賃貸マンションなどにお住まいの場合は、植栽の割合いが条例などで決められていることがありますので、一度管理会社に相談するようにしてくださいね。
生命力の強い雑草はしっかりと根っこから除草しても、どこからともなく風に乗って種子を飛ばし根付きます。
放ったらかしにしていると知らぬ間に雑草が生い茂っている・・・なんてこともよく聞く話ですよね。
毎年暑いさなかの除草作業は大変です。
庭のスペースによっては一日では終わらないかもしれませんが、それでも来年再来年と長い目で見ると、防草シートと砂利のWの効果で雑草が生えてこない環境づくりが大切なのです。
砂利を敷くことで、何もしないよりは圧倒的除草作業が楽になります!
是非一度、検討されてみてください!